恐怖迷宮 -完結編-

| | コメント(2) | トラックバック(0)

はい、完結編です。
どこまで書きましたっけ!?




えぇっと・・・そうそうバスを降ろされたんです。
運転手には、光を目指して歩けという、
現代社会ではされるはずのない原始的なアドバイスを頂きまして、
極寒の闇夜をただただ黙々と歩きました。
そして20分後、身も心も凍り付いてしまったアジア人2名。

やっと!(日

Enfin!(仏

Finally! (英

Finalmente!(伊

谷底の町モンジネーブレに到着!

☆イエーイ(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ☆

この道沿いの何処かにホテルが!

☆イエーイ(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ☆

やっと寝れる!

☆イエーイ(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホテル・・・ナイ・・・・・ヨ!?

 

いやぁ~参った!
これにはさすがの店長も参りました!
教えられた道沿いには建物が7、8件。
全てを注意深く観察してみたんですが、
どこにもホテルLa Maitaの表記がないんです。
しかも時間はもうすぐ11時ですから人なんていません。
本当に半泣きですよ。
漏らしそうでしたよ。(失敬
妄想の中では既に3、4回死んでいます。

さて、絶望感に襲われながら辺りをフラつくこと15分くらいでしょうか。
かまくらでも作って寝ようかと真剣に考え始めたその時!
歩いていた道から少し奥にあった民家の玄関に人影を発見!

 

・・・・なんでしょう。

この村には人がいない前提でホテルを探していたんです。
自分達でやるしかない!のテンションで探してましたからね。
民家の人影見た時、宇宙人見ちゃったような感覚に襲われまして・・・。
宇宙人ってこの世に存在しない前提で話が進んでますよね!?
見てはいけないものを見てしまったような・・・・。
でももちろん人影を見つけて嬉しいんですよ。
テンションが上がっているのか下がっているのか自分自身でもさっぱり不明。
なんだか妙なテンションでした。

ただもうこれがラストチャンスになることは間違いありません。
ここでホテルの場所を聞かなかったら、人生からの引退が決定してしまいます。
まだ25歳ということで引退する訳にはいかず、現役続行の意志を表明。
すぐに民家の玄関に押しかけてチャイムを鳴らしてみたところ、
これまた出てきたのがThis Is フランス人みたいなムッシューでした。

 

要素1) ガウン

要素2) 金のネックレス

要素3) 白髪交じりの口髭

要素4) ニヒルな笑顔

 

みたいな人。(笑

 

 

店:『す、す、す、す、すいません!!!イタリア語か英語喋れます????』

フ:『フランスゴシカワカラナイヨ。』

店:『・・・・・・・・ココ!ココ!』(住所を見せる)

フ:『ξжΜΘΨΦΓΩΞΩξжΜΘΨΦΓΩΞΩξжΜΘΨΦΓΩΞΩξжΜΘΨΦ』

店:(俺の4年間ってなんだったんだろうなぁ~ / 遠い目)
               *店長はフランス語学科卒

フ:『ξжΜΘΨΦΓΩΞΩξжΜ』

店:(何言われても死ねっ!て言われてるようにしか聞こえねぇ~ / 涙)

フ:『ξжΜΘΨΦΓチュウシャジョウξжΜΘΨΦΓデンキξжΜΘΨΦノボレ

店:(ん?今、駐車場って言った?外灯?登れ?)

フ:『チュウシャジョウжΜΘΨサセツシテжΜΘΨガイトウжΜΘΨノボレ』

店:『・・・・・・・・ココ?ココ?』(住所を見せる)

フ:『駐車場左折して外灯沿いに上ったらあるよ。

店:(うわうわ!理解できる!なんで?気持ち悪っ!)

フ:『ワカッタノカ?リカイシタノカ??』

店:『Oui. メルシー♪メルシー♪メルシー♪ボンソワー♪メルシー♪メルシー♪』

フ:『ξжΜξжΜΘΘΨΦ♪♪♪』

 

 

ということで300回ほどメルシーを連呼しながらムッシュー邸を後に。
自分の脳内に何が起きたかは理解できませんが、
とにかくムッシューの言ってる事は分かった・・・気がしました。(汗

やっぱりあのムッシューは宇宙人だったんじゃ・・・・!?

 

 

なんにせよLOVE 潜在能力!

 

 

その後、ムッシューの言う通りに坂道を登って行ったら、なんと!

あった!

☆イエーイ(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ☆

着いた!

☆イエーイ(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ☆

寝れる!

☆イエーイ(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒトガ・・・イナイ・・・・・ヨ!?

 

いやぁ~参った!
これまた本当に参った!
人が通ると勝手に電気が付くシステムがありますよね!?
表玄関はそういうことで電気付いたんですよ。
ところが中が真っ暗なんです。
ドアを叩いてみても人が出て来ないんです・・・・。
大体このホテルの写真を見て下さい!
こんな小さい表記しかない、
こんなホテルらしくないホテル見つけられたことが奇跡だと思いませんか!?

それで、鍵が掛かっているかどうか確かめたら、なんと開いてるんです!
電気のスイッチの位置も分かったんで一応付けてみました。
どうやら1階はただの受付になっていて、
客室は入ってすぐの階段を登った2階にある様子です。
意を決して少し進んでは電気のスイッチを探しての繰り返し。
恐る恐る登り進みましたよ、しょうがない。
その2階の様子がこれ

確実に何かいたと思います。
店長には霊感とかないのであれですが、確実に何かがいました。
もう眠いし怖いし大変です。
全ての部屋を覗いてみましたが、本当に人がいない・・・・。
友人と別々に捜索したりもしました。
店長が奥の部屋を覗きに行ってる時に、友人は屋根裏を捜索。

 

友:『あ!こんばんわ!』

店:(よっしゃー!人いたー!)

友:『・・・・・・・・・・あ。』

店:『・・・・・・・・・・・ん??』

友:『・・・・・・・・・・・・・犬だった。』

 

 

まさに極限状態

 

生き物の気配を感じて咄嗟に反応してしまったようです。
いくらなんでも犬に挨拶しませんよ、普通。
切羽詰ると人間少しおかしくなりますよね。
それはさておき、これからどうしましょうか!?

 

選択肢1) 全ての状況を無視して、住居不法侵入の罪悪感を抱きつつ寝る

選択肢2) 人が現れるのを待つ

選択肢3) ホテルの電話がオーナー宅に転送されてることを信じて電話

選択肢4) 諦めて出て行く⇒かまくらで寝る

選択肢5) 犬にオーナー宅を案内させる

 

ウーン・・・・。
この犬バカそうだから5はないな。5消えたー (笑

ウーン・・・・。
4と1だったら1だよな。4消えたー

ウーン・・・・。
とりあえず最善は今のところ3かな。よし!

ということでさっそく今自分がいると思われるホテルに電話。
無情にも館内に響き続ける電話。
転送される気配もなし。3消えたー

ウーン・・・・。
一瞬で残るは1か2ですね。
皆さんならどうしますか!?寝ますか!?待ちますか!?

 

 

え?
店長さんは結局どうしたのかって?

 

 

寝ましたよ、9時間も!

 

 

朝9時に起きるまで、結局1回も起きませんでした。
意外と図太い自分を啓発してしまったようです。
もしかしたら半分死んでたのかもしれませんけどね♪(笑

さて、気が付いたら朝です。
目を覚ますと廊下に人の気配がします。
怒られるかなぁと思いました、やっぱり。
ただもう会わなきゃしょうがないですからね。
恐る恐る扉を開けてみました・・・・・・。

 

 

 

おはよう♪よく眠れた?ニコ♪

 

 

 

ぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええっ!!!

 

 

違うでしょ!?
いやいや違うでしょ、その話しかけ方!
昨日は遅かったわね。』とか、
昨日は待ってられなくってごめんなさいね。』とか、
遅くなるならちゃんと電話しなさいな。』とか、
自分達がいなかった理由とか、店長達が遅くなった理由とか、
まずはそういう会話の切り出し方が妥当だと思うじゃないですか!?

 

無断で寝泊りしてしまった罪悪感     Priceless

 

この村の常識は自分達のそれとは異なり、
店長達の行為には何の問題もなかったようです。
しかも用意してあった部屋があったにも関わらず、
店長と友人は別の部屋で寝てしまったという理由で、
部屋代を半額以下にしてくれました。
その額なんと2人で18ユーロ。
1人1000円ちょっと!?

 

安っ!!

 

朝食後村を散歩してみたら、
ノルディックスキーを普通に生活の中で使ってるような村でした。
要するに道もちゃんと整備されてないような村でした、と。
以下翌朝の集落の写真です。
この古い建物が集う集落に、夜中電気がなかったらどれだけ怖いか!!
  集落1.jpg集落2.jpg集落3.jpg

 

その後は10時にはホテルを後にして、
少しだけトリノ市内を観光。
以下その写真です。
  トリノ市内3.jpgトリノ市内2.jpgトリノ市内4.jpgトリノ市内1.jpg

 

午後4時にはミラノに帰ってきた訳ですが、
ミラノ中央駅が視界に入った時には本当に涙がでそうでした。

こうして店長の命を賭けた大冒険は幕を閉じたのです。

 

 

 

 

もう・・・・・・・・もう2度と御免です。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 恐怖迷宮 -完結編-

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.naviglio.info/mtt/mt-tb.cgi/201

コメント(2)

のんべえ :

こん○○は。
いつも楽しく読ませていただいております。
イタリアでは、いろいろな経験をしているんですね。
ちょっとググって見ました、「ここ」でしょうか?
http://shibuya.cool.ne.jp/chablis218/mm.jpg
かなり複雑な場所ですね。
初めていく所はよく調べてからいきましょう!!
もう、エアコンは付きましたか?
では。。。

店長 :

>のんべえさん

いつもコメント有難うございます。
マップのモンジネーブレは山の上のモンジネーブレですね。
ここからガンガン山を下って谷底でバスを降ろされました。
命が惜しかったら良く調べてから行くべきですね。ww

ちなみにクーラーは無事に届きました。
最近は安眠です♪

コメントする

このブログ記事について

このページは、店長が2006年7月16日 01:45に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「恐怖迷宮 -後編-」です。

次のブログ記事は「家財を買う」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

プロフィール

j.jpeg fio 002.jpeg
  • 名前 柳澤フィオ♀:ベルガモ市出身
  • 職種 看板犬研修中のミニチュアピンシャー:ミラノ在住
  •  
  • 趣味 格闘、食べる、寝る
  • もっと詳しく知る  
  • 連絡先 メールができないので店長までお願いします