イタリア的ミニピン狂騒曲 -前編-
既に何回か日記にも登場していますが、
本日は愛犬フィオのお話を。
前編、後編に分けまして、フィオが我が家にやって来る迄をお送りします。
2006年4月のお話しです。
まずですね、いきなりですが衝撃の告白を致します。
私、店長25歳、山梨県出身、九重部屋。
なんと!
・・・・・・・・数ヶ月前まで犬が嫌いでした。
小学校2年生の時に(3年生だったかな?)、
野良犬に追いかけ回された挙句に尻を噛まれたことがあります。
甲府の銀座通り商店街でした。
旧トポスの前のアーケイドです。
80万人の山梨県民以外はさっぱり理解できない地理説明を展開しておりますが、
世間一般で言うトラウマですね。
店長が野良犬に尻を噛まれた現場を見たいという物好きな方はこちらから。
そんなこんなで犬が怖かった店長さん。
なぜミラノで犬を飼うという暴挙に等しい行動を取ったのか!?
これはですね・・・・。
簡単に言ってしまえば洗脳されたんです。(笑
まず大家さん。(愛犬2匹)
今でも2ヶ月に1回家賃を支払いに大家邸行く訳ですが、
毎回仕事ばかりしてる店長を叱ります。
もっと人生を楽しみなさい、と。
そしてそれができないのなら犬でも飼え、と。(謎
2ヶ月に1回は犬を飼うよう促されました。
それに弊社従業員。(愛犬1匹)
彼女は日本人ですが、イタリア人と結婚してミラノに住んでいます。
チワワを1匹飼っていて、猫派だった店長に常に犬の良さを説いてくれました。
さらに犬を飼育する上でのイタリアの環境の良さもありました。
自宅近くには巨大な公園があり、ドックランも完備。
ご覧下さい、この巨大ぶり!
赤で囲った部分全てが公園です。
さらに同じアパートの住民も殆ど犬を飼っているので、
犬の飼育に関して理解もあります。
イタリアは日本に比べて圧倒的に犬を飼ってらっしゃる方が多く、
国自体が日本よりも犬に対して理解があるように感じます。
本当かどうかは知りませんが、
動物愛護が世界で1番進んでいるのはイタリアだと言う話もあります。
さらにさらに、出張も殆どありません。
毎日店にも連れて行くことが出来ます。
スーパー以外の建物なら何処にでも連れて入れます。
自宅付近に24時間営業の動物病院もあります。
預かってくれる友人、施設も豊富です。
出勤、帰宅を利用して散歩も出来てしまいます。
ということで、
この際犬に対してポジティブになってみようじゃないか、と。
そうすることで楽しめる人生もあるかもしれないな、と。
つまりはそういうことです。
そこでまずは情報収集。
トリマーの友人やら、無類の犬好きの友人などなど、
色々な知人に話を聞いて、まずどんな犬が自分に合うのかを調べてみました。
その絞込み作業の中で店長さんが恋に落ちたのがミニチュア・ピンシャー。
日本ではミニピンとか呼ばれているそうです。
ドイツではズベルグ・ピンチェル。
イタリアではピンチェル・ナノと呼ばれています。
実際に店長が恋に落ちてしまったミニピンの画像は以下の3枚。

さてさて。
そんなこんなで2年掛りの洗脳セミナーを受講した店長さん。
ここまでくると猪突猛進。
兎に角ミニピンを実際に見てみたくて仕方がありません。
ただ日本ではまったく犬に興味がなかったので、まず探し方が分りません。
とりあえず闇雲に思い付いた方法を実行してみました。
【方法1:ペットショップにメールの嵐攻撃】
どういうつもりかは日本人の店長には分かりかねますが、
20軒以上にメールを送信して、返信があったのはわずかに2軒!!
・・・・・・やる気という言葉を知っていますか!?
【方法2:ミラノ各地のペットショップを襲撃】
仕事終りに自転車をとばし、直接ペットショップに足を運んで情報収集。
ところが犬自体を置いていない店が殆どでした。
イタリアのペットショップは何処かしらのブリーダーと繋がっていて、
お客さんから要望があってから犬を運ぶパターンが多いようです。
情報を求めて入店するとブリーダーを紹介してくれて、
お客さんが購入を決めた時のみ紹介料を受け取るペットショップもありました。
なるべくブリーダーの元で育てるのは、
動物愛護に基づいたシステムのようですね。
【方法3:犬探し、犬売買専用の書き込みサイトを目が充血するまで閲覧】
イタリアのウェブサイトには、犬を売りたい人、飼いたい人、預けたい人などなど、
犬に関して何かしらの情報を思っている人が書き込むサイトがあります。
そのサイトには販売希望者から1日40件以上の書き込みがありまして、
毎日小まめにチェックして条件が合えば飼い主にメール送信。
しかしこれもなぜか返信が返ってくることは稀。
・・・・・・・あんた達はどうしたいんだ、一体?
【方法4:この際ブリーダーを検索して直接メール攻撃】
ミラノ近郊でミニピンのブリーダーを調べたところ、
ホームページを持っているのはたったの2軒。
さっそく連絡を取ってみたところ、
即座に片方のブリーダーから血統書付の子犬(メス)がいるとの情報!
もうこれは見に行くしかありません!
という訳で2006年4月16日の日曜日。
ミラノから電車で30分のベルガモまで犬を見に行くことになりました。
生後既に6ヶ月ということで、その辺が少し気がかりではありました。
こんなに人気の犬がどうして6ヶ月も売れ残ったのか!?と。
とにかくまぁ見に行ってみましょう。
という訳で後編ではベルガモのミニピンブリーダーを尋ねます。
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