ミラノ落書き事情
さてさて、本日はミラノの落書きについて書きましょうか。
イタリアの町並みは本当に綺麗で、
なんでもない家でも細部にまで彫刻が施されていたりして、
個人的には日本なんかはとても敵わないと思います。
フィレンツェを始め、多くの都市が町ごと世界遺産に登録されるのも納得です。
なのに・・・・。
ミラノの落書きは本当に酷くて、
地区によってはもう書くところがないほどに落書きされています。
ミラノ市も一時期、撲滅作戦を展開したことがあったそうですが、
消しても消してもイタチごっこで埒が明かなかったそうで、
結局は諦めざるを得なかった、と。
今でもたまぁ~に市役所が思い立って落書きを消しに来たりはします。
うちのお店の通りの壁を掃除しに来た時の様子がこちら↓。

店内から見ると、こんな↓ことになってしまいまして、

突然アポもなしに来るもんだから営業も何もあたもんじゃない!(怒
ちなみに各建物の3mまでは市役所に掃除義務があるそうで、
それより上は建物内の各大家さんの責任になるんですって。(謎
落書きの多くは訳の分らない絵であったり、
王道の!?下品な言葉であったりする訳ですが、
町にこれだけの統一感があって綺麗だと余計に汚く見えてしまいます。
かなり激しい落書きの場合は、
「黒人は出てけ!」
などと書いてあることもあって、
同じくイタリアにお邪魔してる外国人としては、
こういった落書きを見てしまうと非常に胸が痛みます。
落書きとかすんなよ、ホントにもう・・・。
落書きに関して1番驚いたのは今年の春の事件。
イタリアは労働組合が異常に強いんです。
労働者は日本の常識では考えられないほどに保護されてます。
それでも祝日になるとデモ行進をしたりするんです。
実際酷い労働環境の方々もいらっしゃるんでしょうから、
そのデモ行進がどうのこうの言うつもりはありません。
ただですね、自分達の爪痕を残すのに落書きするんですよ。
要するに・・・
『祝祭日に営業するとは何事だ!
そんな店で働かされる労働者の身になってみろ!
そんな店はウィンドウに落書きしてやる!
商品を見えなくしてやる!』
・・・・ということです。
小っちゃ!
正々堂々いこうぜ、おいおい。。。。。。
・・・・大体そういったお店で働いてる人たちは、
ちゃんと祝祭日勤務を了承して契約、出勤してる訳で、
お門違いなんじゃないかぁ!?・・・と思ってします。
いや、ホントに残念です。
こんなに綺麗な町並みなのにねぇ。
落書きなくなったら観光客だってもっと増えて、
もっと経済が潤って、労働環境もマシになるんじゃないのかな・・・。
トラムネタに続いてまたしても悪循環なイタリア共和国でした。
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落書き、、日本もひどいですが、本当にイタリアはひどいですよね。
firenzeに行って愕然としました。
あれだけの歴史のある建造物に自国民が。。
それに『黒人は出て行け』というのは悲しいですよね。お花やおもちゃを売っている黒人を見るたびに、ミラノっ子の優雅な暮らしとの差がイヤでした。彼もおもいっきりシカトしてましたから。。
milano-distanza様
ちょっと笑えるのが、やっぱりDUOMOには落書きがありません。
やっぱりそこは遠慮してるあたりが可愛いです。ww
イタリアは愛国心が強いからか、
結構露骨に外国人を嫌います。
日本人は嫌われてない部類ですが、
店長自身、それでも何度か人種差別にあったことがあります。
本当に難しい問題です。
日本にいる時よりも遥かに考えさせられます。