お伽の国のイタリア共和国

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イタリアは今年、かなりの暖冬です。
先週はほぼ毎日雨でしたが、
それでも気温はさほど下がらず、去年とはえらい違いです。

去年は11月中になんと4回も雪が降りまして、
日々生きていくのに必死でした。(笑
EU諸国は建物が基本的に石造りですから、
体感温度を超越して底冷えするんですね。
そんなことでただでさえ拷問なEUの冬ですが、
なんと去年の店長邸・・・・・・11月24日まで暖房が故障。
11月初旬には故障が判明し、大家に連絡してあったにも関わらず、
まったくもって直しには来てくれず・・・・。
正直何度か死に掛けました。

本日はそんな去年の惨劇レポート日記です。



さて、上記説明通り冬と呼ぶに相応しい気温になってから、
なんとなんと3週間も暖房が故障中の店長邸。
イタリアの家というのは基本的に老朽化が進んでおりまして、
店長がイタリア移住以来ずっと借りている家もなんと築100年以上!!
地震がないってのは凄いことですね。
まぁしかし建物が古いということは、
シャワーや暖房などの文明の力的な機器は必然的に後付けということですから、
家の内部構造にはかなりの無理があるんですね。
店長がイタリアに移住して3年が経とうとしていますが、
1年に1回、必ず家の何かが故障します。

もう2ヶ月ほど前の話になりますが、
ミラノ市内のとある建物でガス爆発が起ました。
原因は無理なガスパイプの取り付けと建物自体の老朽化。
死傷者もかなりの数にのぼる大惨事となってしまいました。
爆発後のその無残な建物の写真がこちら。↓

     ガス爆発.jpg

怖いですねぇ~!って人ごとじゃありません。
もう町自体に無理があるんだと思います。

話が若干逸れてしまいました。
そんな訳で極寒の店長邸。
人としての機能が明らかに低下してきた24日の午前9時。
鼓膜を破らんばかりの轟音に目が覚めました。
音源を辿ると・・・・・・・湯沸かし器!?

     リスカルダメント 1.jpeg

この湯沸かし器、暖房機能も兼ね備えた湯沸かし器です。
各所に設置された暖房機器出口↓にガスの燃焼で熱湯を供給します。

 リスカルダメント 2.jpeg

その熱湯の余熱で部屋を温める訳ですが、
シャワーのお湯もこの機械が供給します。
要するに店長邸の熱の源
その心臓部分とも呼べる機械から明らかな悲鳴が!
すぐさまこの機器の蓋を開けて中を観察してみると・・・・・・



 リスカルダメント 3.jpeg




【要メンテナンスマーク】・・・・点滅。




嫌な予感。




(゚Д゚;≡;゚д゚)




ま、まさか!?





お湯までも!?





・・・・・デ、デナイ。




・・・・・・・・・・イ、イノチガアブナイ。




ということで即刻大家に電話。
今日来てくれなかったワシ死ぬ、マジで!
本気と書いてマジで!
この日の朝の最低気温-1℃でっせ!
布団なんて原始的寒さ対策じゃ凌げねぇよ。・゚・(ノД`)
ねぇ~僕死んじゃうよぉ。・゚・(ノД`)
死ぬの怖いよぉ。・゚・(ノД`)
天国に行けるかなぁ。・゚・(ノД`)
地獄に落ちるのかなぁ。・゚・(ノД`)
いっぱい悪さしちゃったしなぁ。・゚・(ノД`)   ((汗

とまぁさすがにここまで言われて大家も来ない訳にはいかず、
店長の仕事終わりに夫妻で来日してくれました。

さっそくメンテナンスに取り掛かる旦那大家。
なかなか思うように作業が進まない。
苛立つ大家。
待つ店長。
寝る婦人。



ん!?



・・・・ま、まぁいいや。
どうやら各所設置の暖房出口機器にお湯が配給されていない模様。
熱そのものではなく、ガスで暖めたお湯を供給するシステムですので、
要するに今まで『空焚き』の状態だったらく、
自動制御装置によってガスの燃焼が封鎖されてたようです。
その水分供給部分のメンテナンスに手こずる旦那大家。
待つ店長。
寝る婦人。



おいっ!



・・・・まぁほっとこ。
とまぁ、婦人に突っ込みを入れたその瞬間。
およそ部屋と呼ばれる空間ではするはずのない、


シュバァァァァアアアアアアアアアア!!!!


という音と共に、噴出した水でずぶ濡れの旦那大家。
焦る店長。
寝る婦人。



旦那をいたわれっ!



・・・・・も、もう知らん。
ということで水分配給部分が破損。
店長、ガラスの心臓も破損。
ボロボロに破損。
見事に破損。
ハラハラの店長。
寝る婦人。



・・・・・。



まぁいい歳した大人なんだから!
と言わんばかりに殺気を抑える旦那大家。
濡れた服を拭い、その後も黙々と作業を続ける旦那大家。



男気!



かたや、大人って大変なんだから!
と言わんばかりに熟睡する婦人大家!



甲斐性なし!


・・・そんな夫婦の共同作業の甲斐あって、40分後には見事に復旧。

店長残存。

神様に『まだ死ぬな』って言われた気がしました。




嘘のような本当の話。

夢の国の笑い話。

ネタが尽きないイタリア共和国。

お伽の国イタリア共和国。

住めば都!?

真っ向否定!

住んだらいかんぜょ~。

まっこといかんぜょ~。

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コメント(2)

はじめまして。
リンク、どうもありがとうございました。
こちらもリンクさせて頂きますね。
フィオちゃん、女の子らしくてかわいいです♪
ミラノ生活も色々大変そうですね。でも、給湯器が直って良かったです。暖冬とは言え、ここんとこ寒くなってきましたからね。
また遊びに来ますね♪

店長 :

>モカチーノ様

コメント及び相互リンクありがとうございます。
こんな奇跡的な出会いがあるとは思いもよらず、
ネットって素晴らしいですね。

お互いの愛犬と共にイタリア生活を乗り切っていきましょう!

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このブログ記事について

このページは、店長が2006年12月10日 22:16に書いたブログ記事です。

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プロフィール

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  • 名前 柳澤フィオ♀:ベルガモ市出身
  • 職種 看板犬研修中のミニチュアピンシャー:ミラノ在住
  •  
  • 趣味 格闘、食べる、寝る
  • もっと詳しく知る  
  • 連絡先 メールができないので店長までお願いします