ミラノ大聖堂の威厳

少し御無沙汰してしまいました。
この春、店長が大学4年時の1年生が卒業を迎えまして、
残念ながら卒業式には物理的に参加できませんでしたので、
お得意の動画編集で彼らの卒業を祝おうではないか、と。

そんなことでここ数日不眠不休で作業を続けておりました。
最終的には自身も納得の大作が仕上がった訳ですが、
反面、店長日記の更新を怠ってしまった意志弱き店長です。

許したまえ、下々の者達よ。(コラーッ!

さて無礼極まりない冒頭文に唖然とした方も多いかと思いますが、
本日はミラノのシンボルDUOMO(大聖堂)の日記をお届けします。
ただ大聖堂を紹介するだけでは面白くありませんので、

ミラノ大聖堂について、日本語で書かれた最も詳しい紹介文

を目指したいと思います。ww

まずは正面からいきましょうか。
残念ながら、現在大聖堂正面部分は修復工事中です。

正面3.jpeg

少なくとも店長が初めてミラノを訪れた2003年の9月にはこの状態でした。
大聖堂建築には500年の歳月を要したことを考えると、
修復作業がなかなか終焉をみないのも必然かもしれません。
ちなみにミラノでは、とても時間が掛かることを、
『DUOMOの工事のように終らない』と比喩的に表現します。
この修復工事がいつ頃終了予定なのかは分りかねますが、
店長はまだ完全体の大聖堂を拝んだことがありません。

正面1.jpeg

正面2.jpeg

そして物凄く個人的に、
修復工事の終わり=店長生活の終わり
・・・にしようと思ってます。
大聖堂の正面を拝まずして日本には帰れませんからね。

ちなみに、店長は毎日自転車で出勤しておりまして、
通勤途中に必ず大聖堂の前を横切る訳ですが、
大聖堂の頂上に設置されているマリア像を必ず見るようにしています。

マリア像.jpeg

何かいいことあるような気がして・・・・。(笑
他愛もない雑談でした。

【大聖堂の概要及び歴史】

イタリアゴシック芸術の最も偉大で最も複雑な作品。
1386年から始まった建設は1813年まで続き、
その間G・ソラーリやG・A・アマデオなど数多くの建築家が携わる。
DUOMOの体積はフランスのボーヴェ大聖堂に次いで世界で2番目で、
広さもバチカンのサン・ピエトロ大聖堂に次いで2番目である。
聖人の彫像は、外部だけで2245体。
大聖堂の頂上には大きさ約4メートルの黄金のマリア像が置かれ、
完成から200年間、ミラノ市民を見守り続けている。

続いて内部に潜入してみましょう。
簡単な荷物検査のみで誰でも入ることができますが、
キャミソールやランニングでの鑑賞はできませんのでご注意を。

内部2.jpeg

内部3.jpeg

教会です。
忘れがちですが教会です、ここは。

毎日観光客の黒山の人だかりができていたり、
首が痛くなるほど高かったり、
教会というより近代巨大建築の象徴だったり、
外部になされた彫刻に目を奪われがちだったりしますが、
やっぱりここは紛れもなく教会でした。

頭を下げて祈っている人。
ロウソクを燈して祈ってる人。
涙流しながら祈ってる人。
立て膝で祈っている人。
こういう人達を見てしまうと反省しますね。
キリスト教ではないアジア人が、
ウキウキ観光気分で来ちゃいかんよな、と。
異教徒が邪魔をするという感覚をしっかり持って、
厳かに鑑賞させて貰わないといけない気がしました。

そんなことで内部もやっぱりとにかくビックリです。
圧倒的に大きくて、広くて、高いにも関わらず、
全てが繊細で鮮やかでした。

各所にはめ込まれたステンドグラスはまさに絶句。
鑑賞には光が差し込む夕方をお薦めします。

是非、死ぬまでに1度は見て頂きたい!
ということでミラノに遊びに来て下さい。
そして店長と遊んで下さい。(笑

【大聖堂内部詳細】

内部の奥行きは158メートル、幅93メートルで、52本の柱からなる。
柱は太いもので直径約2.5メートルにも達する。
55ものステンドグラスが光を落とす堂内の床には、
白、黒、赤の大理石がはめ込まれた模様が一面に広がる。
内部のパルプオルガンは世界で2番目に大きく17950の音色を奏でる。

さてさて、続きまして大聖堂上部です。
この教会は登れちゃうんですね。
大人の足で15分くらいでしょうか!?
エレベーターもあるので、足腰に自信のない方も安心ですね。w
階段で登ると・・・・結構しんどいです。
階段を登りきると、 大聖堂上部の左端に到着。

経路1.jpeg

そこから側面を迂回していって、階段を2つ登ると最上部に到着。

経路2.jpeg

最上部まで登りきるのが意外に大変でビックリします。

上部1.jpeg

そしてようやくここまで登ってみても、
黄金のマリア像に近づいた実感はありませんでした。
まだまだ全然遠くに感じました。
あの手の届かなさ具合が、
より聖母マリアを神聖な像にしているような気がします。

前出の写真でも確認頂けるかと思いますが、
両サイドに設置された各聖人の像はかなり繊細で、
当時の職人の情熱を感じます。

上部2.jpeg

その聖人の像の隙間から見える景観がまた鳥肌ものです。

上部3.jpeg

この日はちょっと雲掛ってたので、
ぼやけ加減がこれまた最高♪

まぁこれだけのものを建築しようと思えば、
500年かかっても不思議はないのかもしれませんね。
本当に見れば見るほど納得させられます。
大聖堂の完成を見ることなく亡くなった方は、
天に召される間際、悔やんだだろうなぁ。

【大聖堂上部詳細】

上部までの階段は158段で、聖人の彫像は2245体。
頂上には約4メートルの黄金のマリア像が置かれ、
この像を含めた大聖堂の高さは108.5メートルに及ぶ。
長い間ミラノではマリア像よりも高い建物の建設は許されなかったが、
近代化の波には勝てず、1960年大聖堂より高いピレッリビルが竣工した。
今日でも大聖堂より高い建物は少なく、
晴れていれば屋上から遠くアルプスの山々が見渡せる。

では最後に正面以外から見上げた大聖堂の写真を4枚ほど。

裏1.jpeg

裏2.jpeg

裏3.jpeg

個人的には大聖堂の後方部分を、
乱立する建物の隙間から見上げるのが好きだったりします。
各建物の隙間から見える大聖堂はまるで要塞です。
教会の要素を見出すことは出来ません。
素敵です。

そして大聖堂を見て毎日感じるのですが・・・・。

大聖堂って・・・・

痛そうじゃない!?

「ミラノ大聖堂の威厳」への6件のフィードバック

  1. 最後のコメント、笑っちゃいました。
    確かに、痛そうですよね、刺さったら。
    だけど、とても綺麗で…
    毎日見ることができる店長さん、
    心が洗われそうですね?!

  2. 興味深い記事だったよ。。
    そっちにいるうちに俺が結婚するようなことでも起きてしまったらイタリアにいきます。。
    きっと。。

  3. >ko様
    あれに刺さるのにどれだけの体積が必要何だ!?という話ですが、
    やはり遠くから見ているとどうしても・・・。ww
    毎日大聖堂を見て、心が洗われているかどうかは分りませんが、
    大聖堂を見るとほっとするようになったのは確かです。
    毎日穏やかに仕事ができている要因になっているような気がして、
    それで今回の日記を思い立ちました。

  4. >ぽっけ
    どうやらHNが固定になったようですね。ww
    というか起きてしまったらって・・・。
    起きて貰わないと困りますよ、友人として。
    いつでもウェルカムです。

  5. 「DUOMOの工事のように終らない」
    ってかなり いい言葉ではないでしょうか
    学校でつかったら
    (中3)
    かっこいいって言われた
    さすが大聖堂!!

  6. >イタ様
    イタ様ご自身が中学3年生なんですか!?
    なんだか若い方にもご愛好頂いているようで恐縮です。。。w
    このフレーズ、日本ではあまり使う機会も少ないかと思いますが、
    広めちゃって下さい!w

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