イタリア偉人列伝 第1回

はい、どうもぉ~。
秋晴れど真ん中のミラノです。
というかそろそろ冬です。
夜7時の段階で22度とかですね、最近。
夜中は10度台ですんで毛布必須です。

昨日はイタリアvsフランスのサッカーの試合がありました。
土曜の夜は人でごった返す店長邸付近ですが、
昨日はまるで人がいなかったですね。
サッカーで町から人が消える国に住んでいます。

ミラノに戻って1週間が経ちました。
うちのフィオナお嬢様なんですが、いまいち復調しません。
預け先の友人邸で毎日ハッスルし過ぎたようです。
毎日店長邸で寝こけております。
相変わらずの麗しぶりです。

前説はこんなもんかな。
はい!そんなことで本日も店長日記のお時間です。
残念ながら始まってしまいましたので、
仕方なくでも最後までお付き合い下さい。

・・・・・・なんぼほどネガティブな冒頭分やねん。

さて、イタリアミラノジュエリー店長日記でお馴染みの店長氏。
腐るほど書いてますが、今年でミラノ滞在暦も4年目でして、
この地でもそりゃまぁ色んな職種、人種に出会ってきました。

この地にいる日本人って皆ちょっと変わってるような気がしますね。
留学や海外生活の最大手と言えばやっぱり英語圏だと思うんですよ。
英語圏に住むことで英語が喋れるようになったとして、
この世の何億人と喋れるようになるのか知りませんけど、
世界共通言語が喋れると言うのは計り知れない武器でしょう。

それに続くのがフランスなんでしょうかね、やっぱり。
フランス語が喋れるとアフリカ系の方々とも会話できたりしますね。
フランス国籍所有者が6000万人ですから、
簡単に見積もっても1億人以上とはコミュニケ-ション取れるでしょうね。

で、イタリアに留学とか遊学とか就業とかしたってことはですね、
そういう観点で考えたら物凄い損してるんですよ。
イタリア語ってのは全世界でイタリアでしか利用されていません。
イタリア人って5000千万人しかおりません。
つまり、基本的にはイタリア国内にいる5000万人にしか通じないんです。

なのに他の国に住むよりも遥かに大変でイライラします。(笑
公的機関は壊滅状態で、滞在許可系書類もままならず、
ネットのインフラは最悪で、店舗の閉店時間も異様に早い。
人はいい加減だし、空気は乾燥してるし、水道水は飲めない・・・・・・。

ちょ、ちょっとヒートアップし過ぎました。 (汗
とにかく、ここに住んでる日本人というのはですね、
そんなマイナーで不便な国にわざわざ極東からやってきて、
しかも怠惰な国民性に負けず住み続けてるってことですよ。
もうなんだったらこれだけで変わってますよ!
いや、元が普通だったとしても変わった人に変わってしまいます。(苦笑
店長たまに思います。
日本人にとって1番住みにくい先進国はイタリアなんじゃないかって・・・。

で、えらいこと本題から話が逸れましたが、
そんなイタリアだからこそなんだと思いますが、
出会う人がかなりの高打率で面白い!
ここまで日本人に限ってうだうだうと書いてきましたが、
そういう日本人の周りにいるイタリア人も同様に面白い。
世の中には色んな人が居るもんだなぁ、と毎回思います。
要するに店長の周りは変わってて面白い人だらけなんです。

店長が変わってるからだとか言うな、そこ!

類は友を呼ぶとか言うな、そこ!

コホン。
ま、そんなことでですね、
たまにはそういう人にスポットを当てて日記を書いても面白いかな、と。
ようやく言いたかった本題が言えてホッと一安心の店長です。

で、初回の今回ですが、
日本人革職人のD氏をご紹介します。
本人の承諾を得てないので本名伏せておきましょうね。ww
彼はですね、店長がミラノに移住した1週間後にミラノに移住してきて、
同じ語学学校に通っていた云わば戦友ですね。
語学学校時代は店長が忙しくてあんまり遊べなかったんですが、
月日が流れてからまた一緒にご飯とか行くようになりました。
ちなみに店長は彼のことを魔法使いと呼んでいます。
恐らくね、彼の手にかかって革で作れない物、ないと思います。
スピーカーボックスとか革で作っちゃうつわものです。
↑彼のブログのリンクを逐一貼っていきますね。
是非見てあげて下さい。
あとはハサミケースとか、バッグとか、財布とか、とか・・・。

彼の作品で1番ビックリしたのは、画像がなくて非常に残念なんですが、
ブレスレットと名刺入れが合体したもので、
ブレスレットに小さいハンドルが付いていて、
それを回すと中から名刺がカタカタ出てくる・・・・・。

・・・・これ絶対写真ないと伝わりませんな。

まぁ、写真でもないと伝わらないようなものまで革で作っちゃうってことです。
もうね、彼の作品はいちいち小細工が効いててかなり心打たれます。
ボタン等のディテールにも相当こだわってらっしゃる模様。

で、そんな彼に今回、店長仕事を依頼させて貰いました。
10月にうちの本社で100周年記念パーチーをやることになりまして、
その参加者様にはノベルティーを配ろうじゃないかと。
法人様向け150個、個人様向け250個くらいは必要になる訳ですが、
せっかくだからイタリアで何か作ってくれ、との本社命令。

もっと早く言えよ・・・・。

7月に入ってからそんな無理難題を押し付けられてんやわんやの店長さん。
しかし次の瞬間頭にはD氏が浮かび、さっそく仕事を依頼したところ、
キーケース150のキーホルダー250くらいならいける!とのご返答。

大至急GOです、D氏!

そんなことで製作依頼から依頼快諾までたった1日、
総製作期間がわずかに1ヶ月半で仕上げて貰った製品がこちら。

のべるてぃー1.jpg

のべるてぃー2.jpg

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のべるてぃー4.jpg 

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こんな具合ですか。
今回のこの計400個、全部・・・・・・・手縫いですって。
良くやってくれましたわ、本当に。

しかもね使用した糸の長さ、なんと1km!!!!
D氏のブログでもこの話題が書かれていますが、
糸の話題でkmって単位を聞いたことがなかったのでかなり衝撃でした。
とんでもない依頼をしてしまったな、と。

最後の写真の立方体キーホルダーですが、
これは機械では製作できない技術なんだそうです。
革を斜め45度に裁断して縫い合わせていくんだとか・・・。
ボールチェーンを付属させますので、
女性はバッグからぶら下げて頂くと最高に可愛いんです。

あ、写真に写っているロゴですが、GIUBILAREと書かれています。
ジュビラーレと読みます。
店長がこれから展開していくブランドの名前です。
この件に関してはまた詳しく書こうと思いますが、
これから小売業に力を入れていく上でのうちの看板です。
今夏D氏に頼んで焼印を作って貰い、スタンプして貰いました。
考えたらスタンプするだけだって400個ですから大変な作業です。

私信

D氏へ。
この場を借りまして、本当にお疲れ様でした。

ありがとうございます。

このノベルティーを貰える人は幸せですね。
心して頂戴してあげて下さい・・・ってここに書いてもしょうがないけど。w

革製品の製作依頼はこちらのサイトまで。

globalsyndrome@sanatorium MILANO

いい物作ってくれますよぉ~。
店長のブログ読んで知ったとか言うと、
ひょっとしたら何かしらおまけとかしてくれるかも。(笑

なんか、最後回し者みたいになっちゃいましたけども、本日これにて。
次回は変わったイタリア人特集でもしてみようかなぁ~。

「イタリア偉人列伝 第1回」への6件のフィードバック

  1. うーん、どこの先進国に行っても帰りたがっているというか日本以外ありえない!
    と言う日本人って結構いますね・・・。
    留学やお仕事や、結婚でも。
    アメリカに半年しか行っていない友人がもう根をあげています。二度と住みたくないと。。。
    イタリアは、マイナーはマイナーですが、住んでいる方は本当にイタリアを好きな方が多いですよね。
    ブログをお見受けしても、文句言いながら住んでいる人が少ないように感じます。
    イギリスやフランスだと、かなりの不満を鬱積されている方の意見をよく聞きます。
    社会問題は結局欧州諸国どんぐりの背比べですし、イタリアだけが突出して住みにくいようには思いません。フランスもスペインもラテン気質でのんびり具合は似ているようですよ。
    ドイツはこれはこれでまた対極にいるくらい厳しいですし・・。ドイツ人の中で生活するとかなりストレスは溜まるようです。
    日本は物理的にもシステム上も問題ないですが、今の日本人はとっても元気がなくて自分の国を大好きな人ってあまりいないんじゃない?!と思ってしまいます。って何が言いたいのかよく分からなくなりましたが!
    とりあえず、イタリア人の生き様から学ぶことは多いなと感じる今日この頃です。
    きっと店長さんの周りにおられる在伊のご友人もそういった部分に重きを置かれて、地に足をつけてイタリア生活を楽しんでいらっしゃるのでしょうね。そのスタンスが素敵です。
    ところで素敵な品々ですねぇ~♪かわいいです^^

  2. めちゃめちゃかわいい!
    特に店長さん特注のは色もいいですね。
    来週ミラノに行くのですが、どの様にしたら手に入りますか?

  3. >milano-distanza様
    どうでしょう・・・・。
    住み難さという観点で言うと、イタリアはぶっちぎりだと思いますよ。
    なぜならば、絶対的にどんな書類も揃わないからです。
    まずビザが取れません。
    ビザが取れても現地で滞在許可証が取れません。
    定期的な更新できないこともあります。
    滞在目的を書き換えることなんて不可能です。
    結婚しても許可証の更新手続きは付いて回りますし、
    住民票を移すのにも酷い時は2ヶ月掛かったりします。
    免許の書き換えも担当者によってできないことも・・・・。
    と書き出したらキリがありません。
    EUの中でこれだけ書類仕事がグダグダで、
    諸機関に情報が行き届いておらず、
    最終的に手立てがない、なんていうのはイタリアだけです。
    海外に住む上ので苦労というのは、
    どこの国に行っも多かれ少なかれあるとは思いますが、
    外国人に対する書類の云々はイタリアがぶっちぎりで1番酷いんです。
    海外に住むという事は書類審査が常に付いて回ります。
    要するにこのいい加減な体質に住んでいる限り悩まされる訳です。
    イタリアが好きで住んでいるが多いのは確かですが、
    その裏で書類云々に対しては怨みに近いものを皆さん持っていると思います。(笑

  4. >Ikuyo様
    コメントありがとうございます。
    えーっと、大変申し上げにくいのですが、
    既にノベルティーは日本の本社に発送してしまいました。
    今回の100周年は本社でのイベントですので、
    店長の在籍していますイタリア店では何も行わない訳で・・・・。
    もしお時間ありましたらお店に遊びに来てくださいね。

  5. なるほど~お客様にとても喜ばれると思いますよ。使うたびに愛着がわいてくる品ですね!
    ミラノ、20日からなんです。
    お店見つけられたら・・・遊びに行きますね!

  6. >Ikuyo様
    ありがとうございます。
    ミラノ出発まで1週間を切りましたね。
    道中お気を付けて!

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