ローマ法王と国民総背番号制から学ぶイタリア経済学
相も変わらずミラノでヨタヨタやっとります、店長です。
なんだか個人的に非常に忙しい毎日を過ごしておりまして、
訳も分からず毎日残業なさっておいでです。
クリスマスに向けてそこそこ来客数も増えてきました。
史上空前の売り上げを記録してくれることを願いましょう。
年内営業を終えてみて目標売り上げを達成した暁にはなんと!!
ブログの読者様全員に5.0ctダイヤモンドをプレゼント!!
えぇ、もちろん嘘です。
5.0ctって・・・。
全員にプレゼントって・・・。
破産だ破産、そんなもん。(笑
あ、先日の火曜日のことになりますが、
店長日記の1日の訪問者様数が遂に100人を超えました。
100アクセスじゃなくて、純粋に訪問者様が1日100人です。

0時過ぎにブラウザをプリントしたんで、
100人超えたことになってる日付が水曜になってますが、
とにかく、ブログ開設以来1年半弱で初めてのことだと思います。
さらにさらに翌日も快挙は続きまして、
昨日水曜日の訪問者様は103人ということで、
2日連続の100人超えを達成させて頂きました!

ちなみにアクセス数でいうと、最近は300を越えることも珍しくなく、
実際火曜のアクセス数は326、水曜は409にも及びました!
なんでしょう。
本当に皆様には感謝しております。
最近はメールを頂くこととかも結構頻繁でしてね、
何かと荒んだミラノ生活の励みになっております。
本当に5.0ctのダイヤを差し上げたいくらいなんです。
それくらい読者の皆様には感謝しておるんです。
・・・・・・・まぁ無理だけど。(えー
さてさて。
先日、前ローマ法王死去の話題をお届け致しましたけどもね、
今日はまずそこから派生致したイタリアの国民総背番号制についてです。
前法王が崩御されたのが2005年4月2日でした。
葬儀が行われたのが6日後の4月8日です。
でね、なんと葬儀に際して、
イタリア政府から国内居住者全員にメールが届いたんです!
イタリア人5000万人と、居住外国人全員にですよ!
日本人の皆さんはなんでそんなことが可能なんだ?って思いますよね。
はい、じゃあもう少し詳しく説明しましょう。
イタリア国内に滞在するに当たっては、
国籍関係なく取得義務のある書類が数種類ありまして、
その中の1つがCodice Fiscale(コーディチェ フィスカーレ)です。
日本語で言ったら納税番号・・・かな。
書類はこんなん↓です。

で、この納税番号。
何か行動を起こす時には、必ず必要になります。
入学時、就職時、転職、結婚、離婚、賃貸契約、車の購入、家の購入等々、
その都度、各所定の書類にこの納税番号を書き込み諸機関に提出します。
この番号をイタリアにいながら所有していないなんてことはあり得ませんが、
もしあり得るとするならば、この番号なしでは何も行動できないし、
何も所有できないくらい、ハイパー重要な番号なんですね。
イタリア政府はこの納税番号を個人情報と関連付けて管理していて、
国のマザーコンピューターには膨大な量の個人情報が保存されています。
イタリアで生活している期間が長ければ長いほど、
それはそれは様々な個人情報が積もる訳ですから、
イタリアで生まれ、イタリアで生活している人間は特に、
国籍、目の色、髪の色、血液型、学歴、職歴、家族構成、
年間所得、年間納税額、所有車、所有不動産、その他財産に至るまで、
殆ど全ての情報を握られているといっても過言ではありません。
国のマザーコンピューターなんてもちろん見たことないし、
100%この先も見ることはないと思いますけども、
納税番号を入力してENTERキーを押すだけで、
これら全ての個人情報がわっさわさ出てくるそうですよ。
怖い話ですよぉー。
ハッキングとかされたらどうすんじゃい!?と。
なんだったら店長がハッキングするぞコノー!!と。w
そいでね、この納税番号。
さらには携帯電話購入時にも提示が義務付けられています故、
上記情報に加えて、携帯番号さえも国に握られていることになります。
EUの携帯におけるメールなんですけども、
日本の携帯のようにメールアドレスを設定する必要がありません。
というか殆どの機種はEメールに対応していません。
電話番号さえ分かっていれば、それでショートメールが送れます。
契約会社や購入機種の技術的な垣根も一切ありません。
EU圏の人々は『話す』ことが基本ですから、
内容が長くなる場合には直ぐに電話してしまうため、
Eメールのように長い文章を書ける機能の必要性がないんです。
日本の携帯メールやPCメール発展の裏には、
手紙を書くことへの美徳感情が存在するのではないかと思います。
これは個人的で勝手な予想ですが、
日本人って結構文章を書くのが好きな民族なんじゃないかな、と。
ブログというツールに対して使用されている言語は、今日本語が世界一です。
たかだか1億数千万人にしか使われていない日本語が世界一ということは、
それだけ高確率で日本人がブログを書いていることに他なりません。
これだけでも日本人の執筆好きを窺い知ることができると思います。
まぁまぁそれは置いといて。
とにかく国に携帯番号を管理されているということは、
同時にメールアドレスを管理されているようなもんなんですよ。
で、ようやく本題に戻りますけども、
前法王崩御の際に政府から届いたメールの内容がこちら。
・バチカンへの交通機関は相当な混雑が予想される
・車でのバチカン訪問はなるべく控えるように
・ローマ界隈は、最近昼夜の寒暖の差が激しい
・バチカンを訪問の際は防寒対策を怠らないように
・・・等の、遠足ですか?的簡単な内容でしたが、
政府からメールが来たことに、かな~りビックリした記憶があります。
ってかだってね。
イタリアで出回っている携帯って1億台弱あるんですよ、
その1億弱全ての携帯にメールを送る費用だけだってえらい騒ぎじゃろ!?と。
日本では1回のメール送信に3~5円がかかりますよね!?
真ん中とって4円で計算しても・・・4億円弱。
どんだけ安く見積もっても3億円以上はかかってますよ、きっと。
・・・・節税という言葉を知っていますか!?w
まぁキリスト教徒における法王というのは、
日本人が窺い知れないような遥か高みにいるということなんでしょうが、
異教徒のチンピラ店長にはまったく持って理解不能ですばい。w
しかしあれなんですかね。
ヨハネ・パウロ2世に限らずとも、
法王崩御の際は今後もこういうメールが配信されるんですかね!?
されるんですかね!?というか多分されるでしょうね。
そうだとすると、経費も馬鹿にならないですね。
10年~30年に1度はその額の税金が使われるという事でしょ、だって・・・。
あのね、イタリアの財政赤字ってかなり酷いの知ってますか!?
ユーロ加盟国には、財政赤字の対GDP比が3%以内って決まりがあります。
本来はこれを超える赤字になっちゃうとEUを脱退しなければいけません。
ところが迷走大国として世界に名を馳せるこの国は、
2003年以降ずっと財政赤字がGDP比3%を超過しておりまして、
昨年2006年にはその比率がとうとう4.4%にまで上昇しちゃったんですよ。
これもっと分かりやすい金額で言うとですね、
イタリアの2006年のGDPは1.9兆米ドルです。
ってことはまぁ大体2166兆円くらいになりますよね。
財政赤字がその4.4%ってことはつまり・・・。
去年1年で9兆5304億円もの負債!!!
えらいこっちゃで、これぇ・・・。
9兆円あったら何するかな・・・。
多分国とか作るだろうなぁ・・・。w
現法王様よ。
あんた簡単に死んだらいかんよ、やっぱり!(笑
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