イタリアの結婚式は全体的に大変な件について

さて。
さてさて新年2発目、店長日記のお時間です。

ミラノに戻って今日で調度1週間になります。
この7日間、なんと私いまだ太陽を見ておりません。

先週の月曜から金曜までが曇り。
土曜から本日月曜までが只管に雨。
当然客足は遠のき、やることがねぇ!(涙

新年早々暗い話題で申し訳ない。

気分を変えて明るい話題をお届けしましょうね。
で、必死に明るい話題を模索した結果、
本日はイタリアの結婚式の話題なんかどうかな、と。
先日の店長結婚発表繋がりです。

突然ですが、イタリアの結婚式、
特に南部の結婚式は長くて有名です。
朝10時に始まって、終わるのは翌日の朝5時とからしいですよ。
結婚式の招待状が届くと本気でテンションが下がる、と。
南イタリアの人々は皆さん口を揃えてそう仰います。
そこで店長、1度彼らに質問したことがあります。

そうは言っても長~いイタリアの結婚式はなくなっていない訳で、
面倒だとか、耐えられないだとか言いながらも、
やっぱりお祝いの気持ちの方が強いんだろ!?と。

新たなスタートを切る新郎新婦のためには、
伝統的な長~い結婚式をやってやりたいと思ってるんだろ!?と。

南部の人たちの答え。

その質問には心の底からNOだと言い切れる。
参列者は新郎新婦に拍手を送りながら、
心ではいつ終わんだよ、ったく!!と誰しもが思っている。
我々にとって結婚式の招待状は借金の督促状より恐ろしい。
誰もあんなクソ長い結婚式を望んでなんかいないのに、
結婚式が今だにクソ長いのはイタリアの7不思議のうちの1つだ。

この国の不思議は7つじゃ絶対に収まらないことを僕が保障しよう。
                                 by店長

で、残念ながら本日店長がお届けするのは、
その長~い南イタリアでの結婚式ではございません。

2年前に弊社従業員が結婚致しまして、
その際の式にお呼ばれ致した時のレポートです。
一応新婦上司(爆)ということで参列して参りました。

2006年2月のお話。
少し予習しておきましょうね。
イタリアの結婚式は入籍式と言った方がニュアンス伝わると思います。
イタリアの法律上、正式に入籍を完了させるためには、
日本のように役所に紙1枚提出してお仕舞いではありません。
結婚式専用の市役所へ出向き、市長の面前で誓約をするか、
もしくは教会の神父の面前で誓約をしなければなりません。
まぁ宗教の違いですわな。
のっけから面倒臭ぇ。(笑

で、この日は入籍式専用の市役所に出向きました。
当日は身なりも完璧にしていかねばなりませんので、
朝激弱な店長ですが、頑張って普段より2時間も早く起きまして、
1本の寝癖も許されねぇ!!!くらいのテンションンで家を後に。

でね。
式が9時40分開催でしたので、
日本人として9時10分には会場に到着。

・・・・誰もいない。(汗

結婚式ってそんなんなん!?(笑

で、まぁ市役所で待ってても良かったんですが、
とりあえずバールへ行ってコーヒーを飲んで時間を潰し、
9時半には再び市役所へ戻る店長。

市役所の正門に差し掛かると、
向こうからプロレスラーみたいな人が近付いてきます。
猛烈な不安に襲われる店長。

絶対こっち見ながら歩いてるよな、あれ・・・。

どうしよどうしよ。

襲われたりしたらどうしよ。

人の結婚式出てカツアゲとか洒落にならんし・・・。

あぁ・・・でもこっち来るよ・・・。

不敵な笑みだよ、どうすんだよ・・・・・。

カ:『お前、新婦の友達か!?』

店:『え!?あ・・・はい・・・そ、そうですけど・・・・・。』

カ:『俺達新郎の兄弟だ。今日はようこそ! 』

工工工工エエエエエエエエェェェェェェェェ(゚Д゚;ノ)ノェェエエエエ工

というハラハラが式前にあったという余談です。
だって新郎以外の兄弟全員スーパーロンゲ毛なんですもの。
体もでかいし、新郎にも似てないし、そりゃビビりますよ。(笑

でもまぁその辺は元不良の店長さんですから、
最初こそビビッたものの速攻で馴染みまして、
新郎新婦を待つ間は暫しお兄様達とご歓談。
仕事の話なんかで盛り上がりました。

で、式開始予定の9時40分になりました。
当人達がおりません。
おりません、というか到着しておりません。(笑
親族を中心に段々顔が青くなっていく参列者達。

5分遅れの45分にはなんとか到着したものの、
出迎えた参列者の表情は祝福の笑顔なんかではなく、
完全に安堵の笑顔だったのが笑えましたですよ。

さて、新郎新婦は到着後、、
司会進行役みたいなおばさんに身分証明証を提出し、
その後は式が始まるまではまたまた暫しご歓談。
新郎のお母様なんかに新婦の上司と紹介されちゃって、
なんかもう上司こんなんですいません、と。(笑

ただ一応そういう紹介のされ方するのは必然ですから、
パリっ!とスーツにネクタイで行ったんですよ。
行ったんですよって、別に日本じゃ普通のことですけど・・・。

ところがね、本人達以外の参列者・・・・ほぼ私服同然。(爆笑
司会進行役のおばちゃんなんかちょっと伸びたセーター!!
お兄ちゃん達も一応スーツ着てましたけどもノーネクタイ!!

・・・・・店長めっちゃ空回りやん!(涙

結婚式ってそんなんなん!?(笑

そいでまぁいよいよ式でございますね。
最前列にこちらに向き合う形で市長。
その前に新郎新婦と見届け人2名。
その様子がこちら↓。

90330432_92.jpeg

1.指輪交換。
2.結婚の誓約

・・・・をして速攻で終了。
所要時間10分くらいでしょうか!?(早っ!

それからさっさと式を行った部屋からは追い出されてしまいました。
で、参列者はその後、先に式を行った建物から出ます。
その後遅れて出て来る2人に、

米粒

を投げつけるのがしきたり↓らしいですね。

米.jpeg

ただね、こういう感じの投げる系の儀式は、
やんわり下手投げで投げると思いませんか!?

お兄ちゃん達・・・・振りかぶって投げてましたよ。(笑

ただこれに関しては普通こうやって投げるそうです。
後はご歓談しながら内外で参列者全員で写真撮って↓終了。

集合写真.jpeg

皆様はこの後、ミラノから北に離れたコモ湖でお食事会ですが、
店長と従業員Gさん(写真中央・左)は仕事へ向かいましたとさ。
ちなみにこの後のお食事会は4時間くらい続いたそうです。
ミラノでこの長さですから南はやっぱりもっと大変なんでしょう。

ってな訳で非常に貴重な体験をした1日でした。
レポート日記なんでオチはありません。(笑
2人は今も幸せに暮らしておりますので、めでたしめでたし。

「イタリアの結婚式は全体的に大変な件について」への6件のフィードバック

  1. フィレンツェやヴェネチア、ドイツでも
    ウエディングドレスをきた人を見かけました。
    フィレンツェでは、ライスシャワーの後に出会い
    ヴェネチアでは、教会からでて、ボートに乗り込む新郎新婦
    ドイツでは馬車で来たようで
    馬車とそれについてきたと思われる
    馬に乗ったおまわりさん
    全部一部分しか見てないけれどヴェネチアは
    昼に見て、そして夜に宴会をしているのをみかけました
    新郎のオレンジのネクタイとオレンジの靴、あれは絶対同じ人
    なぜ、今?!と思ったのですが
    そうか、もしかしたらあれは、
    昼に終わってそのままずっと宴会をしていたのかもしれないですね…

  2. 結婚式…どこの国でも素敵なんですね
    なんだか雰囲気がほのぼのしてそうす。
    親戚の話ですが、花嫁が白雪姫のドレスを着ていたり、ブーケを渡す子が花嫁ではなく違う人に渡したり…(笑)
    店長さん、ご結婚おめでとうございます。

  3. >KO様
    とてつもない結婚式遭遇率ですね!w
    この夫婦に後で話を聞いたところ、
    着替えの際には体中からとてつもない量の米が落ちてくるそうです。
    ちなみに店長の結婚式では米じゃなくてパールシャワーなんだとか。
    これは別にこちらがそういう注文をしたのではなくて、
    元々の式場のサービスなんだそうですよ。
    職業的にバッチリだな、と。w
    ってもちろん本物じゃありませんが・・・・。
    オレンジのネクタイと靴で結婚式に出れちゃうのは、
    世界広しと言えどもイタリア人だけでしょうね。
    日本人がそんなことしたら後世笑われそうです。ww

  4. >あい様
    ありがとうございます。
    自分の結婚式もスベることなくほのぼのさせられればいいんですが・・・。
    イタリアの結婚式はほのぼのというよりは、
    笑い疲れる明るい結婚式なことが多いようです。
    朝10時から翌朝5時まで笑い続けられるイタリア人の体力が凄いですが・・・。

  5. 店長さん!
    お久しぶりです! 
    南の結婚式本当に長いですよね。
    以前プーリアでの結婚式に招待されたときは、なんでみんながみんな「大変だよ」というのが判りました。
    私、通訳兼でご招待していただいていたんで、私の仕事は朝6時前から始まっていた。で終わったのは次の日の朝4時(笑)
    でもものすごく良い結婚式でした。
    南の人たちの温かい気持ちがこもった本当にいい結婚式でしたよ。
    ローマあたりは・・・・2時間くらいで終わるけど。

  6. >MIKA様
    ご無沙汰しております。
    ってか結婚式!
    ほぼ24時間労働じゃないですか!!
    1組のカップルの門出ですもんねぇ。
    手を抜く訳にもいかなかったでしょうし、
    ご苦労お察しします。
    ローマは早いんですね。
    それは初耳でした。
    今年もブログのご愛好宜しくお願いします~♪

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