イタリア不動産事情 -第4回-

えーっと、あのぉー、はい。
とりあえずこんばんは、店長です。

今日の日記なんですけどもね、
これを日記にするか否かで相当悩みました。
悩み過ぎて日曜日があっという間に終わってしまったほどです。

先週の木曜日の事件なんですが、
果たしてこんなこと書いて信じて貰えるんでしょうか。
というか店長の信用が失われるんじゃないでしょうか。
そして今だこれが現実に起きた事件として受け止められずにいます。

しかしね、どうにもこうにも腑に落ちないので、
散々悩んだ挙句にやっぱり日記にしてしまいます。
前置きはこの辺でさっそくいきましょうかね。

えぇっと怒られる前にまず先に書いておきますが、
お食事中の方、現在気分差爽快で心が晴れ渡っている方。
そんな読者の方はこの日記の閲覧をご遠慮下さい。
その・・・・詰まるところはそういう話題です・・・・・・・。(汗

さて、これまで全3回に渡ってイタリアの不動産事情を綴って参りました。
と言いますのも、現在店長の住む物件を所有する大家さんが、
複雑な事情から現在の店長邸を売りに出さなければならなくなってしまい、
現在の家をこよなく愛している店長なんですが、
残念ながら7月までには新たな物件を探さねばならなくなってしまったんですね。

先々週のことになりますかね。
店長の仕事終わりで大家さんが来宅されまして、
その際に物件買取の仲介をする不動産屋を連れてきました。

旦那大家さんが一通り物件の説明を不動産屋に。
その間店長は大家奥さんと雑談。
この間20分くらいでしょうかね。
不動産屋は非常に気に入ったようでして、
恐らくこの物件ならすぐに買い手は見つかるでしょうとのこと。

翌週木曜日。
仕事中の店長に大家さんから電話がありまして、
前出の不動産屋がさっそく広告を出したとの知らせ。
さらにその広告を見て視察を希望している方が2組いるとのこと。

店長が現在暮らしているナビリオ地区というのは、
レストランが多い下町でして、かなりの人気地区なんです。
東京で例えるなら、渋谷の隣りにくっ付いちゃった月島みたいなもんですかね。
うまいもんじゃ焼き屋がいっぱいありながら、
最大の歓楽街地区に隣接しているような地区なんです、要するに。

ともあれそんなことで不動産屋も人集めは簡単。
ちょろっと募集広告出しただけでも、
わんさか物件見学希望者から連絡があるそうで、
さっそく2組が店長邸を見に来たいと言っている、と。

あ、ちなみにイタリアでは前入居者の退去が完了していなくても、
退去が決まってさえいれば見学希望者が普通に物件を見学に来ます。

この場合の退去の決まっている前入居者は勿論店長です。
なんの因果で他人に自分の生活を曝さにゃいかんのか、と。
何か盗まれたりとかしたら洒落になりませんからね、
当然見学には立ち会いますよ。
日本の皆様には信じられないでしょうね、この文化。

店長は今見られる側で迷惑しておりますが、
この家を視察に来た時は逆に前入居者にご迷惑をお掛けしました。
現在も家を探しておりますので、これからそういう機会もあるかも知れません。
変な文化というか、やっぱりいい加減な文化だよなぁ、と。w

はい、ちょっと話を元に戻します。
とにかく木曜日に大家さんから電話があったんですよ。
土曜日に物件見学希望者を2組連れて行きたいと不動産屋が言っている、と。
その前に暖炉とその付近の壁を少し綺麗にしておきたい、と。
時間がないから店長の仕事中に勝手に入っていいか?と。
勝手に掃除しちゃっていいか?と。

この家を借りてからの3年間。
この大家さんとは何の問題もなくやってきておりまして、
これまでにも諸事情で店長不在時に大家の進入?を許したことがあります。
別に何かを取られたりとかいうことも全くなかったので今回もあっさりOK。
掃除が終わって家を出る頃には一応店長に電話をくれ、

洋服ラックとかちょっと動かしちゃったけど、
見学希望者に暖炉を見せるのに致し方なかったのですまん、と。

あぁ、いいよいいよ、そんなん、と。

土曜に不動産屋が客連れていくと思うから宜しくな、と。

その後店長はいつも通り7時には仕事を終え、7時半には帰宅。
随分と風景の変わった我が家に若干の戸惑いを感じつつも、
郷に入っては郷に従えってんで致し方なし。

で、1つだけ懸念していたのがこいつ↓。

FIO 238.jpg 

お馴染み、最愛の愛犬フィオ様です。
このお嬢様は怖がりなことこの上ないスーパービビリ犬なんですね。

店長不在時に変なイタリア人が入ってきてドタバタやったらヤバイよな、と。
おしっことか漏らしちゃってることも十分考えられるよな、と。

ともあれそんなことで様変わりした我が家を物色しつつ、
愛犬がどこかに漏らしてやしないかも併せて物色。

大家さんは念入りに壁を掃除したようで、
当たり一面に立ち込める洗剤の匂い漂う我が家。

配置こそ変わっているものの特になくなった物もなく、
心配された愛犬のお漏らしも発見されない我が家。

恐らく愛犬は相当吠えたことが予想されますが、
フィオ様も2歳ということでちょっとは大人になったのか、
なんとかお漏らしだけは我慢できたようですね。

偉い、偉い。
よしよし。

ただね・・・・。

我が家に漂う洗剤の匂いの中に微かに、
しかしながらはっきりとした異臭が。

なんなんでしょうかね!?

店長の気のせいなのかな!?

え?

なんじゃこりゃー!!

IMG_1493.jpg

い、いや。
ちょっと待て。
そ、そんなはずはない!
そんなことがあるはずがない!
悪い夢なら覚めてくれ!
いや、だってこの高さにそんなことできないだろ!?

で、でもじゃあこの異臭はなんなんだ!?
色といい、形状といい匂いの元と合致するじゃないか!!
もしこれがそうならなこの臭いに合点がいくじゃないか!!

いやしかしそんなことがあってたまるか!?
物理的に不可能だろう、そんなことは!?
フィオが手で投げたとでもいうのか!?

よ、よし。
じ、じゃあ臭ってみようじゃないか。
そうすれば全てがハッキリするだろ。
というかそれしか確認する方法がないじゃないか。

クンクン。

くっせー!

・・・・・・・・というまさかの怪事件です。
物体を発見した時に5分ほど固まってしまいました。

そりゃそうです。
だって家の壁に愛犬の汚物がくっ付いてる訳ですよ!
そんなことあり得ないでしょ!?
うちの愛犬小型犬ですよ!?

壁の高さ、こんなん↓ですよ。

IMG_1498.jpgのサムネール画像 

愛犬をベッドに乗せて現場検証すると、こんなん↓ですよ。

IMG_149.jpg 

あり得へん・・・・。

そんなんあり得へん・・・・。

フィオが手で投げでもしない限りあり得へん・・・。

ということで未だ店長、悶々と日々を過ごしております。
有力な推理説をお持ちの方、ご一報願います。

まさに迷宮入りだ・・・・。

「イタリア不動産事情 -第4回-」への2件のフィードバック

  1. フィオ様、齢2歳にして反抗期なんですかね・・・^^;
    しかし、見事にくっついてますね。不思議な気持ちも
    さることながら、「お見事!」と言うほかない所業ですね。
    イタリアの引越し事情を聞いてびっくりです。他人に
    自分の私生活を覗かれる気分で抵抗感じますが、それが
    イタリアでは当たり前なんですねぇ^^;恐るべしイタリア!

  2. >じゃぱにーずあんこ様
    いやぁ~反抗期は結構前に終わったと思うんですけどねぇ・・・。
    最近は随分と穏やかで、悪戯なんかもしなくなったんですが、
    だからこそ何でこんなことになったのかが余計分かりません。w
    今週も既に2人の来宅がありました。
    まったく早く終わって欲しいです。
    そして自分の新物件も早く見つけなくては・・・。

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