イタリアにも存在する!?彷徨える霊魂 -第1章-

さて、雨ざんざんのミラノです。
先週の火曜日から本日月曜日に至るまで、
晴れたのは僅かに土曜と日曜の2日のみ。
まったくもって商売上がったりで涙々の店長です。

店長がミラノに来たばっかりの頃は、
こんなに雨が降り続くことは殆どありませんでした。
朝雨が降っていても大抵昼過ぎには止んでしまうことが多く、
それでも日本人ですから傘を持って出る訳ですが、
町には傘を差している人なんて殆どいない訳です。
それがなんとも珍しいというか、奇妙な光景だったことを思い出します。
これも地球温暖化の影響だったりするんでしょうかね!?

大体がこの時期のミラノにしては気温が低過ぎます。
春と秋が極端に短い欧州では、
例年4月といえばもう夏か?くらいの気温になることもありますからね。
それが、今日の気温なんかは10度を下回っておりまして、
ダウンで出勤しないと腹を下しかねない勢いですね。

というかミラノの例年を語れるほどミラノに住んでいることに今気付きました。
著しくテンションが下がってしまいましたがどうしましょうか!?ww

さて、そろそろ本題に参りますが、
久々の長編物になってしまいましたので、
今日から3分割にしてお届け致します。

先にお断りを入れておきますが、
霊的なものを悼み嫌ってらっしゃる方はお読みにならないで下さい。
要するにそういった類のお話ですんで。
ではさっそく参りましょうか。

先日のお話です。
早めに帰宅した店長はさっそく夕飯の準備に取り掛かり、
炊飯器の米が炊ける間には入浴も済ませて一息。
その後9時には夕飯も食べ終わり、すべきことがなくなり一考。
久しぶりに映画でも観ようかと思い立ち、
『陽気なギャングが地球を回す』という邦画のDVDをPCにセット。

いかに銀行強盗を格好良く描くか、がテーマであったであろうこの作品は、
差し詰めオーシャンズシリーズの日本版といったところでしょうか。

又、難解なストーリーや重いテーマを含まないこの作品は、
そこに映し出される映像をただ純粋に受け入れるだけで娯楽になり得る為、
仕事で疲れたわたくしの暇潰しとしては最良の作品。

学生時代から何百という作品を鑑賞してきましたが、
自宅で映画を鑑賞する際には必ず全ての電気を消し、
闇の中で映像を堪能するのが店長流です。

この日も全ての電気を消し、
ソファーに寝転がって映画を鑑賞する店長。
腕の中には世界美犬ランキング1位の愛犬がスヤスヤと寝ておりました。

映画を鑑賞し始めてから1時間前後が経ったその時。
今それまでいびきをかいて寝ていた愛犬が突然起き上がり、
鼓膜を破るかのような音量で天井に向かって突然吠え出しました。

再三書いておりますが我が愛犬は相当な物音恐怖症の為、
我が家の前を隣人が通ったりするだけでも敏感に反応し、
時にその足音が大きい時などは玄関に向かって吼えることもしばしば。

しかしこの時は玄関前を人が通った気配などは微塵もなく、
静まり返ったアパートに愛犬の鳴き声だけが木霊します。

またか、と。

このアパート、どうやら出るようです。
店長不在時、愛犬フィオ様は通常ベッドルームで時間を潰しています。
夕刻に玄関で回される鍵の音を聞いて毎日店長を出迎えてくれる訳ですが、
全速力で駆け寄ってくるその姿なんかはもう天使と見間違えるほど。
いつかその様子をビデオに撮影し世界に配信してみようと思っておりますが、
そんなことをして世界中で人気が爆発し、誘拐の対象にでもなったら困りますので、
なかなか撮影を敢行できずにいる店長ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

で、なんだっけ?

コ、コホン。

とにかく店長不在時、基本的にフィオはベッドルームにいる訳です。
ところがその日は玄関のあるキッチンダイニングのソファーでお出迎えのフィオ様。
店長の帰宅と同時に店長に抱っこを求める姫様。

まぁ可愛い♪

・・・・じゃなくて、何事でしょう!?
とにかくその様は急を急ぐようで尋常ではないのです。
店長が抱き上げるとベッドルームに向かって激しく吠え立てる愛犬。
そして店長がフィオを抱きかかえたままベッドルームに移動すると、
店長の腕の中から無理矢理脱出して一目散にキッチンへ・・・。

何か・・・・・いるのか!?

残念ながら店長には、世間で言われる霊感というものが一切ありません。
ただ、そういった類の目に見えない何かがこの世に存在するのは間違いないでしょう。

だってね・・・。

-続く-

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です