イタリア在住外国人の悲しき現状 -第1回更新申請編-

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本日長文に付きさっそく。






再三書きますが、店長が苦労の末にビザを取得したのが2005年2月中旬。
その後2005年2月22日にイタリアに再入国を果たした訳です。
ちなみに2004年の1年間はビザ申請に必要な書類をかき集めておりましたので、
パスポートでの、いわゆる観光客扱いでの滞在をしておった訳です。

前回説明致しましたが、2005年当時、滞在許可証の取得と更新は、
各県中央警察で申請、各県中央警察が発行、各県中央警察で引き取りでした。
ということでミラノに帰還した22日から3日後の2月25日。
ミラノ中央警察へ出向き、滞在許可証の申請。

整理券を獲得すべく警察署の前に並ぶこと30分
窓口に呼ばれ、全書類を提出するまでに3時間待ち。
書類を提出した後、指紋採取と詰問までの待ち時間が1時間
指紋採取、目の色、髪の色の調査と各種詰問に30分
それからさらに発行された滞在許可証を手にするまでに1時間
合計6時間の長丁場です。
朝6時に並び始めてようやく許可証を手にしたのはもう正午のことでした。
放火すんぞ、コラ!



最初がこれですから。
2005年以前にイタリアに入国した外国人は皆これを経験していますから。
イタリアは飯が出てくるのが遅いだとか、電車の待ち時間が長いだとか、
トラムが来ないとか、接客がちんたらしてるだとか色々言われますが、
最初に6時間とか待たされた挙句にこの国での滞在を許可されている経緯がありますから、
1時間やそこら待たされたくらいじゃビクともしない現在の我々が形成され、
母国における社会復帰の機会をどんどんなくしていく訳ですね。
もう日本じゃ働けないもの、あたし。w

ともあれ、6時間待ちの挙句に入手した滞在許可証がこちら。







ちなみに外国人はこれを常に携帯していなければならず、
警察にこの書類の不携帯を発見されてしまいますと、
12時間以内であれば理由なく監禁されても文句は言えません。
これからイタリアに入国予定の皆様におかれましてはお気を付け下さいまし。


さて、続きましては約1年後のお話です。
2006年は4月のことになりますか。
労働目的の滞在許可証の更新は2年毎になりますが、
初回の更新だけは1年後ということで更新の申請に出向いた訳ですね。

この頃になりますと、申請のシステムは変わっておりまして、
在住地区警察で申請、各県中央警察が発行、在住地区警察での引き取りです。
賢明な店長日記の読者様におかれましては既にお分かりかもしれませんが、
地区警察のアフォどもは気まぐれな政府に突然この仕事を割り振られた形ですから、
滞在許可証に関する業務に関してはまるで素人同然ということになります。
更新に当たっての質問を誰に投げかけても、
平気で『多分』とか『個人的には』とかいう単語が飛び交う訳です。
何度丸腰でイタリア人警察官に殴りかかろうとしたことか。(笑
この辺勉強不足の方は前回の日記で学習し直して下さいね。

ともあれ。
実は店長さんの本来の滞在許可証1回目の更新日は2月19日でした。
最初の許可証取得が2月25日で、その1年後ですからそんなもんです。
ではなぜ4月の話なんかを繰り広げておるのか!?と。
店長はバカか!?と。



実はその2月19日から実際に申請をした4月7日までの約1ヶ月半。
顧問税理士と顧問労務士を巻き込んでのドタバタ劇場だったんです。



2005年2月に滞在許可証を取得してから最初の更新手続きの1年の間に、
気まぐれなクソ政府が移民法をひっそり改正してやがりまして、
例え経営者であっても当該会社から給与を受領せなばならぬ!と。
人知れずこんな条例が出来ておった訳なんです。

ただね、店長さんは本社からの給料で生活しておりまして、
2005年から2006年に掛けての1年間もその例外ではなく、
イタリアの我が社からは一切給料取っておりませんでした。

だってね・・・・。
店長は我が社の経営再建の命を担ってミラノに赴任して参った訳ですよ。
単純明快に言ってしまえば、自身に給料払ってる余裕なんてなかったんです。

2004年の最初の入国からその更新日の2年間だけで考えても、
それはそれは多種に及ぶ試みを繰り広げ、
その2年間だけでかなりの業績向上を生んではおりました。
もの凄い勢いで経費削減とか頑張ったのに、
ここにきて自分の給料で経費を圧迫してしまったのでは本末転倒ですよ、まったく・・・。

というか日本から給料貰ってんだからいいじゃんか!?と。
従業員に給料払ってない訳じゃねぇーんだぞ!!と。
会社としての社会的義務は果たしてんだぞ!!と。
経営者が必ずしも会社から給料貰わなくたっていいだろ!!と。
殺すぞ!!と。

まぁ要するに奴ら税金を絞り取りたい訳ですね。
給料を取るっちゅーことは色んな税金が発生しますからね。
殺すぞ!!と。



ともあれ。
変ってしまったものは致し方ない。
顧問税理士と顧問労務士を緊急招集して緊急会議を開催。

税理士には警察に出向いて頂いて、
許可証の申請を2ヶ月待つよう交渉して貰いました。
ってかこんなイレギュラーな交渉が通ってしまうこともむしろ恐ろしい。w

で、その間には労務士が2005年分の自分への給与を年俸で計算し、
それに伴う税金を支払い、納税遅延の罰金を支払い、
2005年の納税証明書を発行して・・・・etc。

税理士も労務管理士も弁護士もてんやわんやでしたが、
自分のクライアントが島流しなんかになっちまったら洒落になりませんから、
そりゃまぁびっくりするくらいの真剣さで取り組んでくれました。
感謝感謝。

で、更新日から1ヵ月半も過ぎた4月7日のことです。
数週間前にその日の面会アポイントメントは取ってありました。
ですから待ち時間は不要です。

弊社顧問税理士付き添いのもと、恐る恐る警察に入室致しまして、
揃えてきた書類を指示されるがままに提出致しました。



そしたら!

なんと!

1発で受理!

所要時間5分!

挙句、書類の完璧な準備具合に感謝される始末!

店長驚きと感動と安堵と色々で失禁!




ヽ(´∀`*)ノワーィヽ(*´∀`)ノワーィ




ドッキリ・・・・とかじゃないよね!?

だってイタリアですよ、ここ。

そんなにすんなり・・・・・えぇ!?

と、と、と、と、とにかく・・・・・・・受理されました・・・・・多分。

多分ね。





・・・・・・・・という心境。
と、まぁそんなことで一応半券みたいなのを渡されました。



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実際の滞在許可証の発行は5月~6月だそうで、(アバウト
その間はこの半券でイタリア国内に問題もなく滞在できるそうな。

ただし・・・・・。

例えEUであっても、この半券しか持っていない機関はイタリア国外には出られず、
日本に帰る場合も、経由便での帰国はNGなんだそうです・・・・。


・・・・んなアホな。


・・・・・その期間に海外出張とか入っちゃったらどうすんですか!?と。


・・・・・・・・まったくもって国外渡航禁止の意味が分かりませんよ!!と。



はぁ~、しかし書いてるだけでテンション下がりますね、この話題は。
まぁそんなことで2006年の最初の更新は50日ほど肝を冷やしました。
更新日が1ヵ月半も過ぎちゃって果たして受理して貰えるんだろうかと、
日々を悶々と過ごしていたことを思い出しますね。

さて、次回はこの申請を受けて発行された滞在許可証の引き取りについてです。
これがまた一筋縄ではいかない、今となっては爆笑秘話となっております。
長文、難文で些かお疲れのこととは思いますが、次回もお付き合い下さい。

今日は良く休んで下さいね~。(笑

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