イタリア在住外国人の悲しき現状 -第2回更新申請編-
若干日が空いてしまいました。
完全に鬱病患者の店長です。
皐月は苦戦を強いられました。
毎年この月は売り上げが跳ね上がります。
しかし今年は憎き空前の不景気が依然継続しており、
刻一刻と今まで通りが通用しなくなって参りしました。
何か打開策を打ち立てなければなりません。
景気の悪い時こそ経営者の資質が試されます。
もちろん脳内には様々な計画があり、
いくつかは実行に移している最中です。
しかしそれが円滑に進まないのがこの国の魅力。(殺
そしてこの国のその魅力を押し付けられているうちに、
あれよあれよと時間は経つればもう水無月。
万物はかくも上手くいかぬものかと嘆く日々。
私の残存精神力が無にならぬうちに解決を見られるものか。
やぁやぁ伊太利亜共和国!
勝負はまだこれからぞ!
なんだこれ!?w
今日も本編長いので頑張って下さい。
さて、前回の続きです。
つい最近終わった店長の2回目の滞在許可証の更新についてのお話し。
あたくしは4月18日~28日まで、結納のために日本に帰っとりました。
更新日が5月20日だからミラノに戻ったら更新準備を始めよっと♪
とか呑気なことぬかしていたところ、実際の更新日は5月5日の月曜日。
前回も掲載しましたが滞在許可証にもしっかりとそう書いてありますね。
![]()
なんであたくしは更新日を5月20日と思ってたんでんしょうか!?
正解はバカだからです。
じゃかましいわ、ボケ!(涙
で、更新日の認識が誤っていることに気が付いたのが、
結納を終えて瀕死でミラノに戻った翌日の4月29日火曜日。
更新日は翌週の月曜日・・・・・。
恐ろしく時間がないよ、神様・・・。(ノД`)
ただ、あたくしもただのバカじゃございません。
中央郵便局では申請用紙をいつも切らしているとの情報を得ていましたので、
許可証の申請を請け負う担当郵便局でありながらマイナーな郵便局を探し出し、
帰国中に、その付近に住む友人に申請用紙を貰っておいて頂いた訳です。
更新日が来週に迫ったことを知った29日火曜には慌てて友人に電話し、
その日の夜には店長邸に届けて貰ってお礼に夕飯をご馳走。
食後には滝のような汗を掻きながら辞書を片手に申請用紙を埋めていきます。
ちなみにこの申請用紙はこんな↓封筒に入っていて、
![]()
中には申請書類モデル1↓とかいう個人情報を埋める用紙と、
![]()
仕事的な諸々を埋めるモデル2↓とかいう用紙。
![]()
さらにはこれをどう埋めたら良いのかを説明する用紙が入っていますね。
これを全部埋めた上で、パスポートの全ページのコピー、
商工会議所への当該会社登記簿、納税証明書を提出せねばなりません。
*自営業目的の滞在許可証更新の場合
翌30日、水曜日。
朝8時には家を出て商工会議所へ登記簿を発行して貰いに行き、
一旦会社に寄って昨年の納税証明書を引っ張り出し、
その後税理士事務所へ全てをチェックして貰いに自転車を飛ばしました。
店:じ、実は滞在許可証の更新が来週の月曜だったんだけど・・・・。
税:ら、来週!・・・・・・・死んでしまえ。
店:そ、そう言わず、この書類チェックして貰えませんか!?(汗
税:ったく・・・・。今日の午後までにFAXするからコピー取らせてくれ。
店:す、すいませんが何卒お願いします・・・・。(滝汗
午後には約束通りに税理士からFAXがありました。
これを受け取った直後、店長から税理士に電話をします。
税:さっきFAX送ったけど、基本的にはあれでOKだと思うよ。
店:基本的にはって!?何か不安な箇所があるの!?
税:お前さんの全国社会保障保険公社への登録日が分かんないんだよね・・・。
店:どうやったら分かんの!?
税:直接社会保障保険公社に行くしかないね。
店:電話で問い合わせられない!?
税:直接行かないとダメだろうね。もしくはここは空欄で提出するか・・・。
店:それはマズいだろ・・・・。明日俺が行ってみるわ。
税:明日・・・・祝日で休みだぞ。
店:げ!
税:チャンスは金曜の1日のみだな。
店:もしくは更新日月曜の朝か・・・・。
税:でも郵便局も2時までだからな。
早朝に公社で日付を調べて、その後2時までに郵便局・・・。結構厳しいな。
店:と、とりあえず金曜に行ってみるわ。ダメだったら月曜に賭けてみる。
税:地区の公社と中央の公社があるから。中央に行った方がいいな。
店:了解です。色々ありがとうございました。
税:願わくば御武運を・・・・。
そんなことで翌5月1日、木曜日は祝日で休み。
翌2日の金曜日、早朝から眠い目をこじ開け、
全国社会保障保険公社ミラノ中央支部へ。(呼称が長ぇ!
*以下INPS
店:すいません、INPSへの、自分の登録日を知りたいんですが・・・。
担A:そこの整理券を取ってお待ち下さい。
整理券を受け取ったところまさかの30人待ち。
窓口は10以上あるのに店長の番が回ってきたのは2時後の10時半。(つ∀-;)
店:すいません、INPSへの、自分の登録日を知りたいんですが・・・。
担B:えぇっと・・・・あぁ、あんた自営だね。2階の自営業者窓口へ行って下さい。
店:マジかよ・・・・。
致し方なく2階へ。
言われた通りの窓口を見つけるも、
整理券を受け取ったところ今度は40人待ちの惨劇。
ようやく自分の番が回ってきたのはINPS閉館時間間際の12時半。
店:すいません、INPSへの、自分の登録日を知りたいんですが・・・。
担C:法人名、住所と納税番号を教えて下さい。
店:これと、これに、これですね。
担C:えぇっと・・・・・あぁ、地区のINPSに行って貰わないとなりませんねぇ。
店:殺すぞ!?
担C:そう脅されましても当方のPCには登記されていませんので・・・・。
店:何時間待ったと思ってんだよ!?
担C:はい、次の方~♪
なんですか!?
そういう法律なんですか!?
外国人はたらい回せ、みたいな法律があるんですか!?
混沌と芸術は紙一重、とかいう諺でもありましたか!?
( ;´Д`)ハァ~
INPSは当然公共機関ですから午後はやっていません。
そんなことで期待を寄せていた金曜日はこれにてタイムアップ!!
さて困りました。
翌日土曜日、郵便局はやっていますが、INPSは終日閉館。
つまり土曜にINPS入稿日の欄を空欄、もしくは適当に埋めて、
申請書類を郵便局に提出してしまうのか、
もしくは締め切り当日の月曜の朝に地区のINPSへ行って入稿日を調べ、
2時までに郵便局へ行って申請書類を提出するのか。
ただ後者はちょっとリスクが高いのです。
地区のINPSでも同じくたらい回される可能性がありますから、
そうなると2時までに郵便局に書類を提出できないかもしれません。
さらには郵便局でも書類の審査がありますから、
例えINPSへの入稿日がその日の朝に分かったとしても、
難癖を付けられて書類が差し戻された日なんかには、あーた!
あたしゃミラノにいられなくなってしまうじゃありませんか!
うっせー。
分かってるよ、全部自分が悪いのは!(涙
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2008年5月5日月曜日(締め切り当日)、朝8時20分、地区INPS前。
店:す、す、す、すいません!INPSへの入稿日が知りたいんです!
担A:あぁ・・でも8時半にならないと担当者来ないから、そこに座って待ってて。
店:せ、せ、せ、せ、せ整理券とか、要らないんですか!?要らないんですね!?
担A:大丈夫だって君が1番だから。そこに座ってればいいから。
店:たらい回したりとかしたら、ひぃ、火付けますよ!放火しますよ!
担A:大丈夫、大丈夫だってば!落ち着けって!
2008年5月5日月曜日(締め切り当日)、朝8時30分、地区INPS内。
担B:あぁ、どうもお待たせしましたぁ~。
店:あ、あ、あの、INPSの・・・INPSへの入稿日を知りたいんです!!
担B:あーはいはい、じゃあ法人名と住所と納税番号教えて下さい。
店:分かりますよね!?ここに来いって言われたんです。分かりますよね!?えぇ!?
担B:今調べてますからねぇー。ちょっと黙ってて下さいね、このボケ♪
店:分からなかったら怒りますよ。何するか分かりませんよ。ガソリン撒きますよ。
担B:あぁ、はいはい出てきましたね。これですね。
店:分かったんですか!?僕の名前は柳澤政孝です!会社の代表です!!
担B:えぇ分かってますよ。これが法人の情報と、取締役の方の情報です。
店:INPSへの入稿日はどこですか!?どこに記載されていますか!?
担B:うるさいぞ、ジャップ♪ えぇっと2007年2月1日に入稿が受理されていますね。
店:ああああああありがとうございました。あなたは神様だ。後光が見える。
担B:分かったから早く帰れ。
2008年5月5日月曜日(締め切り当日)、朝8時45分、中央郵便局内。
店:す、す、す、す、すいません。あ、あ、あの滞在許可証の更新に・・・。
担:あなた運がいいわねぇ~。今日はガラガラよ。
店:み、み見れば分かるので早くやりやがれよ、おデブさん!
担:じゃあとりあえず書類をお預かりしま~す。
店:ふ、ふ、ふ、ふ、不備とかは、ああああありませんからね!
担:ふふふ、それはどうかしら。(は~と
店:な、なんか僕、今、戦慄みたいなのが走ってるんですけど。
担:あら、あなた!今日が更新締切日じゃないの!おバカさん。(超は~と
店:す、すいません、なんか悪寒がするので毛布を下さい。
担:OKね。じゃあこちらからローマの中央警察に郵送します。
店:へ?
担:これが受領書なのでなくさないようにね。
店:え、あ、はい・・・。
担:・・・・・・まだ何か?
店:え、いや、あの、もうOKなんですか?申請完了ですか?
担:そうよ。何か?
あっさり。
という訳で更新できてしまいました。(笑
正確にはローマの中央警察でまだ詳しい監査がありますので、
勿論そっちで引っ掛かれば結局NGという事態も考えられますが、
周囲の経験談を聞いているとそういうことはほぼないようです。
あとはミラノ地区警察からの、
出来上がったから取りに来い、ボケ!という通知を待つばかり。
2、3ヶ月でこの通知が来るそうなんでとりあえず難関クリアーしちゃいました。
何と言うかそうのぉ、焦りまくった割りにあっさり受理されてしまって・・・。
当日も混沌と迷宮を覚悟していた店長からすると拍子抜けでして・・・。
ま、いいけど・・・。
ふぅ~。
そんなことで1ヶ月以上に渡ってお送りして参りました滞在許可証ネタですが、
とりあえずは本編を持ってとりあえずの最終回です。
ミラノ警察から発行のお知らせが来たらまた日記にしてみたいと思います。
できるだけ早くに新たな滞在許可証が手元に届くことを願います。
願って下さい。
では、本日これにて。
長文拝読、お疲れ様でございました。
ごきげんよう。
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