だったらイタリア人は勤勉なのかね!?

はい、どうも店長です。

つい昨日のお話なんですが、
昨年の結婚式に出席してくれた高校の友人から、
年賀状のお返しに手紙と結婚式の写真が大量に届きました。

日本からミラノへのお届け物は本当にテンションが上がります。

やはり皆様と物理的に距離が離れているところに所在を置くと、
自分だけが孤独で自分だけが苦労しているような被害妄想を誘発するらしく、
正月ボケと相重なってちょっとテンションが低い毎日を過ごした訳です。

だからね、ちゃんと皆と繋がっていることを確認させてくれる郵便物が、
日本から、しかも突然届いたりするとこの上なく嬉しかったりするもんなんですよ。

お便り待ってます。(誰に!?


本題です。

先週まで日本に滞在していた訳ですが、
帰国していてもやはりイタリアという単語には真っ先に目がいくもんです。

年始、妻の実家の鹿児島に行っていたことは前回記事にも書きましたが、
妻と2人、温泉宿をネットで検索している最中にこんな記事を見つけました。

余りに酷かったのでちょっと物申したいと思います。

【外信コラム】イタリア便り 怠け者の国?日本

私の年末行事の一つは、日本から送られてくるカレンダーに
イタリアの祝日の印をつけることである。
先日も日本とイタリアのカレンダーを並べ比較して、
毎年のことながら日本の祝日のあまりの多さに驚いた。

両国ともに土曜日は会社や学校は休みが多いから、
土、日曜に祝日がぶつかるものを除くと、
2009年の1年間に限っていえばイタリアの祝日は7日。
これに対し日本は倍以上の15日もある。
イタリアは祝日がない月が7カ月もあるのに、
日本で祝日がないのは6月と8月だけだ。

それだけではない。

土曜日を含めた3連休を比べると、
イタリアは年間3回しかないのに、
日本では3連休が5回、5連休が2回もある。

これに加えて、日本の官公庁や会社では年末と
新年の三が日の休日も慣例になっているが、
イタリアにはこんな習慣はない。

もちろん、イタリア人は自分の有給休暇はフルに取る。
しかし、これは自分の権利で、祝日とは関係ない。

昔のイタリアでは、カトリック教の祭日を含め祝日・連休が多かったが、
1977年に当時の経済危機を打開するため、
政府が祝日の大削減を行い今日のようになったのである。

日本人は、かつては「勤勉な国民」として世界に知られた。

ところが、国が率先して祝日を乱造し
「ハッピーマンデー制度」などという、
他国民が知ったらあっけにとられる制度まで作り上げ、
国民を「怠け者」にしたのである。   (坂本鉄男)

2009年1月4日 産経掲載

・・・・・何考えてんねん、このおっさん。

店長も以前にイタリアの連休事情を話題にしたことがあります。
イタリア連休事情(2007年4月11日UP) 
怠け者のイメージであるイタリアにしては、
休日が意外に少ないんですよ的な内容でした。

が。

イタリアには残業がありません!
被雇用者の週40時間以上の労働は法律で認められておらず、
これを長期に渡って、大幅に超過するような労働をさせ続けた場合、
被雇用者は雇用主を告訴する権利が与えられ、
裁判に至った場合は100%雇用主が負けます。
そして尋常でない損害賠償を支払わねばなりません。
ですから雇用主にとって被雇用者の残業は喜ばしいことではなく、
逆に、率先して回避しなければならない事項なのです。

イタリアは長期休暇が義務な上に有給です!
この国の年休と週休は法律上義務です。
しかも年休は連続で取得することが原則で、
しかもしかもこの間は有給ですので給与が発生します。
基本的に年休は最低21日間連続ですので、
バカンスの国と皆がイメージするのはこのためです。

こういった類の比較をするに当たって、
まずもってこの法律の記載がないのは甚だ可笑しいでしょ!?

大体ね、このおっさん。

>もちろん、イタリア人は自分の有給休暇はフルに取る。
>しかし、これは自分の権利で、祝日とは関係ない。

とか書いてますよね。
日本でだって有給は権利ですよ。
でもそんなもの好き勝手に行使しないでしょ!?
そんなもん自分の都合で行使した日にはKYだつって叩かれるでしょうよ。
それに暦通りに日本人が休めるとでも思ってんでしょうかね!?

なんですか、この30分で片付けたようなやっつけ仕事は!?
産経はこんな記事載せていいんですかね!?

で、ちょっとgoogleでこの記者の名前を検索してみたんですが、
思いっきり2チャンネルとか各ブログで袋叩きにされてました。w

この記事を書くに当たって各国労働時間に関する各サイトも色々と見て回りましたが、
日本がイタリアに負けているようなことを示す資料は見当たりませんでした。
以下にリンク貼っておきましょうね。

図録▽労働時間の推移(各国比較)
各国の年間勤務時間&平均収入
世界各国の労働時間
世界の統計 第12章 労働賃金
1人当たりの年間労働時間ランキング

で、しかもこれらの資料の数値にはサービス残業が含まれていないはずです。

うちの妹さん、某大手メーカーでバリバリ働いておりますが、
サービス残業の月間合計が50時間超えたとか言って怒ってたのを覚えてます。

うちの妻、さっき聞いたら平均10時間、最高20時間だそうです。

え!?
イタリアでサービス残業!?

ゞ(>ε< )Bu ・・・・・・・してくれる人どっかにいませんかね!?(ノД`)
皆さん安心して下さい。
やっぱり日本人は勤勉です!

はぁ~、スッキリした。www

「だったらイタリア人は勤勉なのかね!?」への8件のフィードバック

  1. おつかれさまー
    初登場のうちの妹さん(長女)です。
    サービス残業50時間と紹介されてますが、
    最高記録は、100時間です(`∀´)b
    さすがに、きつくて、労働監督所に行きますよ!!と
    脅迫めいた発言によって、
    次月に残業代もらいましたけど、
    すっかり痩せました(笑)
    日本人は勤勉よねー(^^)v

  2. サービス残業のない日はありません!
    (途中子どもの学校やら自分の通院やらで自由に抜けさせてもらったりする代わりに、固定給で残業代がつかないって条件だから、あんまり不満はないですけど)
    でも、契約社員の私の方が社員より仕事かかえているのは、どうなのよ?って気にはなりますね。WEB店長ってちょっと専門的なところもあるから、誰にでも仕事任せられないのも確かなんですが、仕事内容知らない人に限って『良いご身分よね』的に見ますね。
    悔しかったら勉強してみなさい。って言いたい日もあります。

  3. 私もこの記事読んで、勝手にひとりで憤慨してました!
    ハッピーマンデーを国民が怠け者になった象徴のように書いてますが、そうでもしないと連休を取れないという事情を考慮して欲しいですよね。
    それに、祝日でも働かなきゃいけない人の数はきっとイタリアより多いと思います。
    それにイタリアの場合、例えば火曜日が祝日だったら勝手に月曜日も休んじゃう人がたくさんいるって聞きました。
    (そして現に実践している某大手企業に勤める彼。。。)
    日本人がイタリア人より怠け者だなんて、
    とんでもない話です!!!!!!
    あー、読み返したらまた頭に血が上ってしまいました。

  4. >妹
    だよね、やっぱり!?
    うちの妻にサービス残業月何時間か聞いてみた際に、
    ついでに妹のサービス残業時間が何時間だったか覚えてるか問うた訳ですよ。
    100時間越えたって言ってた気がしたら妻にそう聞いたところ、
    サービス残業分は50時間くらいって言ってなかった!?と言う訳です。
    自分を信じれば良かった。(笑
    あなたの働きぶりは日本人の枠を超えてるんじゃないですかね。
    早くスペインに行って会社立ち上げて下さいよ。
    その方が給料も上がるんじゃないですか!?wwww

  5. >うきうき屋様
    WEB関連の仕事は世の中に誕生して間もないからなのか、
    楽な仕事と思われたり、半分遊んでると思われたりしがちで、
    市民権を完全に得ていない感がありますねよね。
    ご苦労、お察しします。
    まぁ言いたい奴には言わせておけばいいのでしょう。

  6. >rachel様
    おぉ!
    ここにも同志が!
    この記事は本当にクソ頭にきます。w
    >祝日でも働かなきゃいけない人の数は
    >きっとイタリアより多いと思います。
    その通りです。
    祝祭日は法律上休ませることが基本ですから、
    無理矢理働かせたりすると罰則の対象になります。
    そして飛び石連休の場合、中日は必ず休むのがイタリア流です。
    中日への出勤命令はもちろん可能ですし、
    業務命令となれば従業員もそう簡単には拒否できないんですが、
    そんなことした場合には逆に経営者がKYのレッテルを貼られます。w
    何を持ってサービス残業とするのかは難しいところですが、
    多義的にいってサービス残業したことない日本人っていないと思いますが、
    逆にサービス残業したことあるイタリア人って殆どいませんからね、
    イタリア人より日本人のが怠け者なんてとんでもないですよ。
    休日の数を比べただけで検証でこんな記事を書くこの記者が1番怠け者ですね。w

  7. そうなんすよね、俺がよく読んでいるサイトでも、日本の実態を理解していないって怒ってました。
    http://restororation.blog37.fc2.com/blog-entry-1536.html
    前職(廃業処分になった派遣G社)時代は、バイトで現場→内勤→現場、と繁忙期には1週間の労働時間が100時間超えていましたね。
    しかも、現場と内勤で給与体系が異なるもんだから、残業代がつかないという。
    だから、残業何時間、ってのはアレですが、1ヶ月の労働時間が300時間超えましたね・・・
    繁忙期の1ヶ月だけで、あとは残業なんて知れたものなんですが。
    法定労働時間だと、法律上は1ヶ月177時間?
    残業っつーか、法定労働時間を150時間ぐらい超えていましたね。
    今は、1日拘束2時間(準備だなんだでプラス30分~1時間、通勤片道1時間)でフルタイムのバイト並みには稼いでいます。

  8. >はっちぃ様
    日本って全員経営者みたいですよね。w
    イタリアも勿論非組合員の取締役はそこそこ働きます。
    被雇用者は日本と違って全然働かず、
    それがイタリアという国の怠惰なイメージを構築している訳ですが、
    それはメンタリティーがそうだからということではなく、
    法律がそれを許していないからであって、
    やる気があっても這い上がれないというシステムでもある訳です。
    格差社会というか、階級社会というか、
    頑張れば這い上がれる日本は幸せだなとも思いますが、
    働かないことは大罪のように言われるのもちょっとなぁとも思うし、
    これだけメンタリティーの違う両国に挟まれると、
    やはりバランスが大事だなと思う訳です。
    イタリアに侵食されてきたかな!?w
    君が天文関係で稼いでいる様は、
    あの頃を知ってる俺らからするとなんか嬉しいです。www
    頑張りましょう。

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