イタリア偉人列伝 第2回

さて、2009年も残すところ僅かに309日ということで、
皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
結婚して丸4ヶ月が経とうとしておりますが、いかんせん別居婚ですので、
新婚生活の実態が未だに想像の域を超えない三十路も間近な店長なのです。
本当に夫婦喧嘩は犬も喰わないのか否か、いつか実験してみるのです。

ヽ(A`*)ノ≡

そんなことでミラノでの生活は相変わらず酩酊を極めておりますが、
本日は昨年11月に執り行った結婚式の話題を蒸し返してみます。w
ちょっと今日長いんで、なんとか頑張って下さい。
しかし読み終えた後の感動はお約束します。
皆さんハンケチの準備をお忘れなく。

さて、話は2007年の9月にまで遡ります。
この日は仕事後に友人と日本食を堪能しておりました。
特に何を熱く語るでもなくやんわりとした時間を過ごしていたと記憶しておりますが、
話題は突然あらぬ方向へと転がっていくことになります。


ミラノでオペラ歌手として活躍する彼女が突如話題にしたのは、
私が2007年9月に編集し、このブログ上にもUP致しましたこれ↑です。

曰く、

・とても素人が趣味で作成したとは思えない素晴らしい出来だった
・その素晴らしき編集技術と感性に、人を感銘させる才能を感じた
・来年予定している結婚式で、妻へ向けたサプライズ動画を制作すべきだ
・さもなくば誕生日プレゼントにビデオを買ってくれた妻に失礼だ
・来賓全てを涙させるような動画を作ってみやがれこの金髪豚野郎!

たしかに!

そんなことで妻へのサプライズ動画の制作が電撃的に決定。
で、この話が持ち上がったのが2007年9月27日のこと。
この時、実は、2日後の29日から日本への帰国を予定していました。

日本での滞在予定期間は約2週間で、前半1週間が本社での仕事が目的。
後半の1週間は妻の実家である鹿児島へ結婚のご挨拶を予定していたため、
制作するのであれば鹿児島での撮影もぜひ盛り込みたいという展開。

温厚に流れていた時間は突如として緊張を帯び、
そこから始まった緊急の企画会議はなんと4時間。(笑
そしてその壮絶な議論の末に決案された企画がこちら。

企画名:第1回イタリアミラノジュエリー店長企画
     結婚式で妻を感動で泣かせることはできるのか!?

内容:1年をかけて世界15箇所を旅していく。
    各都市でスケッチブックに書かれた文字を一文字ずつ撮影。
    その15文字がラストシーンで組み変って妻へのメッセージへ。
    果たして店長は出席者160人の前で決意を表明できるのか。
    成功の暁には妻号泣の手筈。

という前代未聞のとんでもない企画。
この時はまだ具体的な日取りは決定してはいなかったものの、
我々が思い描いた勝手な予定では、結婚式は約1年後の11月近辺ということで、
その間に15箇所ということは、月に1都市回ってもまだ足りない計算。
しかも1人じゃ撮影できませんから、
15箇所のそれぞれに帯同してくれる友人も必要です。

果たしてそんなことがやれるのか!?

というキロ単位の不安がもちろん過ぎりまくりではありました。
しかし、この話題をここで綴っているということはつまり、
店長が必死にこの企画をやり遂げたということに他なりません。

死ぬかと思いました。

と言うか多分途中何箇所かで死んでました。w
ともあれ店長が死ぬ思いで回った15箇所がこちら。

1.鹿児島(妻の実家・日本)
撮影日:2007年10月10日
ミラノからの総移動距離:21715.40km *距離は往復
備考:緊張しまくりでそれどころじゃない状況でもなんとか達成
                               *詳しくはこちら
2.フィレンツェ(ミケランジェロ広場・イタリア)
撮影日:2007年10月14日
ミラノからの総移動距離:584.20km
備考:夕焼け待ちの2時間で体温急降下で凍死寸前

3.パリ(エッフェル搭・フランス)
撮影日:結婚式から調度1年前の2007年11月2日
ミラノからの総移動距離:1292.20km
備考:人生初体験の寝台列車で、寝台の狭さに圧迫死
                            *詳しくはこちら
4.山梨(店長実家の付近の夜景・日本)
撮影日:2008年1月2日
ミラノからの総移動距離:19936.60km
備考:元旦から何してんだよ

5.恵比寿(2人の出会った元バイト先・日本)
撮影日:2008年1月6日
ミラノからの総移動距離:19714.40km
備考:オーナーに無断で撮影してごめんなさい

6.ヴェネツィア(ゴンドラに乗りながら・イタリア)
撮影日:2008年1月13日
ミラノからの総移動距離:495.20km
備考:ゴンドラ乗船料80ユーロは高いだろう・・・・

7.ローマ(コロッセオ・イタリア)
撮影日:2008年1月20日
ミラノからの総移動距離:1046.00km
備考:ローマ滞在2時間、移動時間9時間の突貫日帰り旅行

8.ミラノ(大聖堂・イタリア)
撮影日:妻誕生日の2008年5月12日
店からの総移動距離:800m
備考:私の勤務地です

9.ロンドン(ビックベン・イギリス)
撮影日:2008年5月24日、25日
ミラノからの総移動距離:1966.40km
備考:アビーロードに感動、フィッシュ&チップが激マズ

10.ピサ(ピサの斜塔・イタリア)
撮影日:2008年6月7日
ミラノからの総移動距離:533.20km
備考:ガリレオもビックリです

11.アテネ(パルテノン神殿・ギリシャ)
撮影日:6月14日、15日
ミラノからの総移動距離:3170.60km
備考:ゼウスもビックリです

12.バルセロナ(サグラダファミリア・スペイン)
撮影日:7月12日、13日
ミラノからの総移動距離:1505.80km
備考:撮影後にゲリラ豪雨に襲われたので泳いでやりました

13.キンデルダイク(風車・オランダ)
撮影日:7月16日、17日
ミラノからの総移動距離:1799.20km
備考:帯同者が見つからず、1人で三脚抱えて行ったんですよね・・・・

14.お台場(式場前からレンボーブリッジ・日本)
撮影日:2008年8月28日
ミラノからの総移動距離:19927.60km
備考:夜のお台場には人がいなかったので恥ずかしくなかったんです

15.富士山(ご来光・日本)
撮影日:2008年8月5日、6日、7日
ミラノからの総移動距離:20057.60km
備考:帯同してくれた後輩2名に感謝、ご来光はマジ感動
                            *詳しくはこちら

・・・・・・・・・・今振り返って書いてるだけでゲッソリだ。w

撮影クルーが延べで21名。
英字幕の制作に協力してくれた友人が3名。
キャプチャした静止画のクリーニングを手伝ってくれた友人1名。
挿絵的に使用した3Dアニメーションの制作を手伝ってくれた友人が1名。
作詞作曲熱唱収録の末、ラストシーンのBGMを提供してくれた友人が1名。

総制作期間は1年1ヶ月1週間。(←今計算したら1並び!!)
総制作費は恐らく・・・・ウン十万。(汗
上映時間12分を超えるのウルトラ超大作です。
編集中に何度PCがフリーズしたことか・・・・。

良くぞご無事で!(>Д<)ゝ”

しかもですよ!
私がこの場を借りて声を大にして言いたいのは、
実は上記一覧に載っていない場所にも足を運んでいるんです!

それはつまりどういうことなのか!?

そうです。

ボツになった都市がいくつもあるということなんです!

上記一覧に記載した総移動距離の合計が11万3745.2kmになります。
赤道の全周が約4万kmですから、これだけでも地球約3周分ですよ。

しかし2月から3月にかけては、
表彰台の上でスケッチブックを掲げるべく、
いくつものスキーの大会に出場しました。
                    *詳しくはこちら

結納に際した4月の一時帰国の際には、
妻の勤務地である札幌で撮影をしたのですが、
画が地味だということでボツ。

6月にはEU最高峰のモンブランに行きましたが、
季節外れの大雪に見舞われてこれもボツ。

恐らくこれらの移動距離まで合計すると、
総移動距離は地球約3周半・・・・・。

しかもこれを1年間妻に悟られぬように工作し、
披露宴当日まで隠し通しながら上映の手筈を整えねばなりませんでしたので、
式場担当者、披露宴の司会者まで巻き込む大騒動だったんです。

自分で自分を褒めてあげたいと思います。(抽出:有森さん

気力、体力の限界。(抽出:千代の富士さん

で、ここまで引っ張っといて非常に申し上げにくいのですが、
これは結婚への決意表明の為に妻へ作った動画ですので、
この場でこの動画を公開する訳にはいきません・・・・。

そこで、松山龍平君にご登場願います。
先日ビリヤード対決をしてきた彼です。

りゅうへい.jpgのサムネール画像

このウルトラ超大作のラストシーンで使用したBGMは、
これまた1年を掛けて彼が制作してくれました。

はっきり言い切りますが、この男、天才です。
個人的にいつか世に名前が出ると思っていますから、
覚えておいて損はない・・・・・・・・・かもしれません。ww

日本人の両親の元でミラノに生まれ、
今はイタリア国籍の20歳の大学生。
私のミラノでのフットサル仲間であり、良き弟のような存在。

この企画を知った際にBGMは俺に作らせて下さいと名乗りをあげてくれ、
1年後には私の想像を遥かに超える名曲を作ってくれました。

又、結婚式には遠路遥々イタリアから駆けつけてくれ、
本番での上映も見守ってくれた、云わばこの企画の同志です。

で、彼が作ってくれたFifteen Wordsという名曲を、
どうにか世に広めたいと思い立って動画を再編集し、
この曲のプロモーションビデオを作ってみた訳なんです。

ようやくここまで辿り着きました。
ということでさっそくいきましょう。
youtubeでもgoogle videoでもお好きな方でどうぞ。

   *1
   鹿児島で撮影に協力してくれた義妹の顔とか映っちゃってましたから、
   本番ではボツになったモンブランの動画を使用したりしています。

   *2
   妻の名前を公開するのもいかがなものかと思い、
   デジタル処理の上『 き み 』という2文字に置き換えました。

   *3
   恐らくyoutubeの方が画質が綺麗です。


感想はコメント欄まで。
各都市の旅行記はまた改めてUPしていきたいと思います。

「イタリア偉人列伝 第2回」への6件のフィードバック

  1. その移動距離、徒歩か自転車だったらもっと感動したなw
    俺も結婚できたら何かやりたいなぁ。。
    それにしても俺ら登場の場面の字幕はひどかった…
    一生の不覚。

  2. >ポッケ様
    い、いや隊長・・・・・わたしにも一応仕事が・・・・・。w
    山梨運転中の動画今度持って帰ります。
    酷くて目も当てられませんよ、マジ。wwwwwwwwwwww

  3. これは本気で感動しますよ!!
    ああ、私もいつか、こんなスペシャルサプライズを演出してくれる、素敵な旦那様と結婚したいなぁぁぁ。
    そして、そんな店長さんの為に人肌脱いじゃう(文字にするとなんかやらしいですね)お友達も素敵です。

  4. >rachel様
    披露宴でもかなりの数の方に褒めちぎられまして、
    本当に作った甲斐がありました。
    あ、勿論嫁も泣いておりましたよ。
    それで、そのぉ・・・・大変申し上げ難いのですが・・・・。
    人肌脱ぐ ×
    一肌脱ぐ ○
    です・・・。
    人肌だと皮膚剥がすことになっちゃいます・・・・。

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