ミラノ中国人問題を勝手にぼやく

どうも、私です。
風邪を引いた気配の私です。

熱で顎が痛ぇよ、バカ。

さて、本題です。
昨日中華を食べに行きまして、
こんな新聞記事をPCに保存してあったのを思い出しました。

中華街に全面交通規制、現地華僑を「締め出し」―ミラノ

2008年11月19日、イタリアの華字紙「欧聯時報」によると、今月17日からミラノ市の中華街で全面的な交通規制が開始された。多数の警官が動員されたが、今のところ反対デモなどの活動は起こっていないという。中国新聞網が伝えた。

ミラノ市パオロ・サルピ地区には中華街が形成されて70年以上という歴史があるが、2007年4月12日、中国人女性が警察官に殴られるという事件をきっかけに、現地華僑と警察の衝突事件に発展。事件後、中国総領事館と現地華僑の代表者、現地政府機関の間で話し合いが行われ、同地区はいったん平静を取り戻した。しかし、警察当局は事件関係者を徹底追跡し、42名を起訴した。このほか、事件に関係したミラノ市議1人も起訴されているという。

事件後、ミラノ市は、地域一帯の環境を改善する必要があるとし、問屋群を地区外に移転して同地域を小売店中心の街に立て直し、環境を取り戻させるとしていた。また17日から施行された規制は、地域の交通やビジネス活動の秩序を回復させるほか、密輸や違法行為などを取り締まる目的もあると強調。しかし、地域を歩行者天国にするなどの改善案については、これまで何度も通達が行われたものの、問屋の移転先などについて具体的な交渉がまったく進んでいない。現地華僑企業は行き場を失い、さりとて経営を続けることもできず、今後の動向が注目されている。

(Record China – 2008年11月20日)

私がミラノに来る前からずっと、この地区の中国人VS警察の図式は既にあり、
事あるごとに小競り合いはしていたようなんですが、
昨年あたりからミラノ警察がかなり本気です。

ミラノには10万人の中国人が住んでいると言われていますが、
その殆どがこのパオロ・サルピと呼ばれる地区に住んでいます。

日本米や豆腐、炊飯器などが売っていたり、
中華料理店が死ぬほどあったりしますので、
ミラノに住んだことのある日本人だったら、
この地区に行ったことのない人はいないと思いますが、
何というか・・・もう本当に完全に中国です。

通りには何百という漢字の表記が溢れ返り、
界隈を歩けば中国人としかすれ違いません。

ミラノ警察はこれを一掃しようとしているようで、
この記事で書かれている事件の後には、
中国人と警官隊が衝突して中国人が1人亡くなっています。

これはあくまで噂ですが、
この10年間、ミラノ在住の10万人の中国人は、
書類上1人も死んだことになっていないそうです。

我々外国人がこの国に合法的に滞在し、
合法的に職に就くためには滞在許可証という書類が必要です。
イタリア政府がミラノ在住中国人に発行した滞在許可証の枚数は、
10年前既に10万枚を超えていたそうですが、
この10年で誰1人としてその滞在許可証を破棄した人間がおらず、
亡くなった人もいないということは・・・・・つまり!?

亡くなった人、出て行った人の書類が偽造され、
恐らくは使い回されているのではなかろうか
、と。

ミラノ市民からの中国人の評価は基本的に糞味噌です。
私が嘗て、ソファーベッドを購入した際に搬送をお願いした店では、
日本人なら運ぶが、中国人なら運ばない!と言われたことがあります。

中国人の大半は独自のコミュニティーを築いていて、
あまりイタリア人社会には介入してきません。
イタリア人経営の会社で働いている中国人というのは見たことがなく、
基本的に中国人は中国人だけで行動しています。

イタリア人コミュニティーに介入してトラブルを起こすルーマニア人に比べれば、
中国人は勝手に色々やってるだけだからまだましという人もいますが、
それは比較対照の問題であって、嫌悪されていないということではありません。

確かに自分の国、自分の地元に、
これだけ大規模な町を外国人に形成されてしまったら、
いい気がしないのは良く分かります。

ただ・・・・これはあくまでも個人的な感情なのですが、
ミラノでこれまで出会った中国人・・・・基本的にいい人です。

イタリア語に乏しくても必死にコミュニケーションを取ろうとしてきますし、
皆笑顔で必死に働いて、好感が持てることが多いように思います。

うちの近所の中華料理屋で働く中国人曰く、
ミラノに在住する中国人には国籍がない人も多くいるそうです。
母国の一人っ子政策に寄って第二子からは出生を届け出ない場合が多く、
そういう事情の下に生まれた子供は早くから海外に出されるんだそうです。

例えば四川省のどこそこで生まれたらイタリアのミラノというように、
どこで生まれたかによって出される先の都市は予め決まっているそうで、
だからミラノに住む中国人は全員同郷であり親戚なんだそうです。

この話を聞いた時、衝撃的過ぎて開いた口が塞がりませんでした。
本当かどうかを確かめる術はありませんが信憑性がないとも思えません。

そういった中国人は国籍がない訳ですから、
この世の中に生まれたことになっていない訳ですから、
当然合法的にイタリアには入国できるはずもなく、
徒歩で中国からイタリアまでやって来るそうなんですが、
入国後も必然的に滞在許可証は普通のルートでは入手できる筈がありません。

そこで前出のです。
この10年間、10万人の中国人が誰も死んでいないし、誰もミラノを捨てていない。
それは詰まり、やはり滞在許可証が使い回されているということなのかな・・・。
そう考えると辻褄が合っちゃいますよね・・・・。

私なんかがどうこう言うことじゃないんですが、
やはり人として非常に悲しい気分になります。
そんな話を笑顔で中国人がするんですが、
やはりちょっと寂しそうな顔を途中に挟む訳ですよ。

昨日この中華料理店に行って、
この話をしてくれたおばちゃんがいないことに気付き、
なんというか安否を気遣わずにはいられませんでした。

恵まれているなぁと思う訳です。
もっとちゃんと生きないとならんなぁと思う訳です。

あぁ・・・・。

風邪なんか引いてる場合じゃねぇ・・・・・。

明日も頑張らねば。

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