恐怖迷宮 リターンズ-完結編-

高橋選手 銅メダルおめでとうございます。
加藤選手 銅メダルおめでとうございます。
長島選手 銀メダルおめでとうございます。

ネット社会ですから、
タイムリーに情報は入ってきます。
しかしながら映像がどうしても・・・・。

民法とNHKで展開するgorin.jpというWEBサイトがありまして、
日本人選手の活躍中心にネット配信するということで、
こりゃ海外在住者にとっては願ったり叶ったりだなんて思っていたところ、
まさかの国内のみの配信ということで私の無念さは筆舌に尽くし難く・・・。

好き好んで日本を捨てた国賊あたりは活字でも読んでろと?

あたくしの幼き頃の夢は五輪のメダリストでした。
海外に住んでいるだけで日本を愛してやみません。
毎回、全選手を全選手の家族以上に応援しています。
日本在住時は五輪と甲子園と箱根の観戦がライフワークでした。

どなたか個人サーバーに違法アップロードして下さい。
ダイヤでもパールでも差し上げますからぁああ!

 


さて、では本題に参りましょう。
恐怖迷宮リターンズの完結編でございます。

前回、光と建物のない、
およそ現代社会とは思えない地点でバスを降ろされ、
オオカミ的遠吠えの響く中、ようやく目的地のモンジネーブレに到着しました。

バスを降ろされた際運転手には、
光を目指して歩け!などという原始的なアドバイスを頂き、
今現在が21世紀であることを忘れかけた2人の日本人。
村に到着した際には歓喜の涙が自然に流れましたし、
その涙の量は五輪観戦時のそれを遥かに超えていたことは言うまでもありません。

さて!

ホテルはどこかな!?

この道沿いの何処かにホテルがあるはずだぞ!

早く出ておいで!

ほら、そんなに怖がらないで!

しかしこれでやっと寝れるわ・・・。

ちょっと遅くなっちゃったからご飯は無理かな・・・。

まぁ朝飯はあるから、最悪寝れればそれで十分だよね。

ここまで本当サバイバルだったか、寝れるだけで十分だよね。

そんな贅沢は言いませんよ。

で、ホテルがないのは気のせいだよね?

ね?

どうやら気のせいじゃないね?

父さん、母さん、先に逝きます。

勘弁してくれよ、もう・・・・。
これにはさすがのあたしも参っちゃいましたよ。
教えられた道沿いには建物が7、8件。
全てを注意深く観察してみたんですが、
どこにもホテルLa Maitaの表記がないんです。
しかも時間はもうすぐ11時ですから人なんていません。

本当に半泣きですよ。
漏らしそうでしたよ。
ってか多分ちょっと漏らしてましたよ。
妄想の中では既に3、4回死んでいます。

で、絶望感に襲われながら辺りをフラつくこと15分くらいでしょうか。
かまくらでも作って寝ようかと真剣に考え始めたその時!
歩いていた道から少し奥にあった民家の玄関に人影を発見!

・・・なんでしょう。

この村には人がいない提でホテルを探していたんです。
自分達でやるしかない! のテンションで探してましたからね。
民家の人影見た時、宇宙人見ちゃったような感覚に襲われまして・・・。

宇宙人ってこの世に存在しない提で話が進んでますよね!?
見てはいけないものを見てしまったような・・・・。
でももちろん人影を見つけて嬉しいんですよ。
なんでしょうね。w

ただもうこれがラストチャンスになることは間違いありません。
ここでホテルの場所を聞かなかったら、人生からの引退が決定してしまいます。
まだ25歳ということで引退する訳にはいかず、現役続行の意志を表明。
すぐに民家の玄関に押しかけてチャイムを鳴らしてみたところ、
これまた出てきたのがThis Is フランス人みたいなムッシューでした。

要素1) ガウン
要素2) 金のネックレス
要素3) 白髪交じりの口髭
要素4) ニヒルな笑顔

みたいな人。(笑

店: す、す、す、す、すいません!!!イタリア語か英語喋れます????

フ: フランスゴシカワカラナイヨ。

店: ・・・・・・・・ココ!ココ!(住所を見せる)

フ: ξжΜΘΨΦΓΩΞΩξжΜΘΨΦΓΩΞΩξжΜΘΨΦΓΩΞΩξжΜΘΨΦ

店: (俺の4年間ってなんだったんだろうなぁ~ / 遠い目)
                *店長はフランス語学科卒

フ: ξжΜΘΨΦΓΩΞΩξжΜ

店: (何言われても死ねっ!って言われてるようにしか聞こえねぇ~ ・ 涙)

フ: ξжΜΘΨΦΓチュウシャジョウξжΜΘΨΦΓデンキξжΜΘΨΦノボレ

店: (ん?今、駐車場って言った?外灯?登れ?)

フ: チュウシャジョウжΜΘΨサセツシテжΜΘΨガイトウжΜΘΨノボレ

店: ・・・・・・・ココ?ココ?(住所を見せる)

フ: 駐車場左折して外灯沿いに上ったらあるよ。

店: (うわうわ!理解できる!なにこれ?気持ち悪っ!)

フ: ワカッタノカ?リカイシタノカ??

店: Oui. メルシー♪メルシー♪メルシー♪ボンソワー♪メルシー♪メルシー♪

フ: ξжΜξжΜΘΘΨΦ♪♪♪

ということで300回ほどメルシーを連呼しながらムッシュー邸を後に。
自分の脳内に何が起きたかは理解できませんが、
とにかくムッシューの言ってる事は分かった・・・気がしました。(汗
やっぱりあのムッシューは宇宙人だったんじゃ・・・。

なんにせよLOVE 潜在能力!

ということでムッシューの言う通りに坂道を登って行きましたところ、 なんと!

あった!

☆イエーイ(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ☆

着いた!

☆イエーイ(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ☆

寝れる!

☆イエーイ(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ☆

ヒトガ・・・イナイ・・・・・ヨ!?

いやぁ~参った!
これまた本当に参った!
人が通ると勝手に電気が付くシステムがありますよね!?
表玄関はそういうことで電気付いたんですよ。
ところが中が真っ暗なんです。
ドアを叩いてみても人が出て来ないんです・・・・。

大体をこれ見て下さい!

こんな小さい表記しかないを!
こんなホテルらしくないホテルを!
街頭もない異国で見つけられたことで疲労困憊なんです!
なのに迎えてくれる人もいないってどういう了見ですか、えぇ!

取り乱しました。
はい、で、とりあえず玄関をガチャガチャしたところあっさり開きました。
無用心にもほどがありますが、泥棒とかいないんでしょうね。
なんだったら私が次回泥棒してやります。

はい、で、玄関の電気を一応付けてみました。
するとどうやら1階はただの受付になっていて、
客室は入ってすぐの階段を登った2階にある様子です。

意を決して少し進んでは電気のスイッチを探してを繰り返し、
恐る恐る登り進んでいった訳なんです・・・仕方なく。
で、その2階の様子が↑これ。

確実に何かいたと思いますよ。
店長には霊感とかないですけど多分何かいましたよ。w

もう眠いし怖いし大変です。
とりあえず全ての部屋を覗いてみましたが、本当に人がいない・・・・。

友人と別々に捜索したりもしまして、
あたしが奥の部屋を覗きに行ってる時には友人は屋根裏↑を捜索。

友: あ!こんばんわ!

店: (よっしゃー!人いたー!)

友: あ、犬だった。

店: なんじゃそれ。

友: だって・・・。

まさに極限状態

生き物の気配を感じて咄嗟に反応してしまったようです。
いくらなんでも犬に挨拶しませんよ、普通。
切羽詰ると人間少しおかしくなりますよね。
それはさておき、これからどうしましょうか!?

選択肢1) 全ての状況を無視して、住居不法侵入の罪悪感を抱きつつ寝る

選択肢2) 人が現れるのを待つ

選択肢3) ホテルの電話がオーナー宅に転送されてることを信じて電話

選択肢4) 諦めて出て行く⇒かまくらで寝る

選択肢5) 犬にオーナー宅を案内させる

ウーン・・・・。
この犬バカそうだから5はないな。5消えたー (笑

ウーン・・・・。
4と1だったら1だよな。4消えたー

ウーン・・・・。
とりあえず最善は今のところ3かな。よし!

ということでさっそく今自分がいると思われるホテルに電話。
無情にも館内に響き続ける目の前の黒電話。
転送される気配もなし。3消えたー

ウーン・・・・。
一瞬で残るは1か2ですね。
皆さんならどうしますか!?寝ますか!?待ちますか!?

え?

あんた結局どうしたのかって?

・・・ね、寝ましたよ、9時間も!

お、起きるまで1回も目を覚ましませんでしたけど何か?えぇ?

意外と図太い自分を啓発してしまったようです。
もしかしたら半分死んでたのかもしれませんけどね♪

はい、で、気が付いたら朝です。
目を覚ますと廊下に人の気配がします。
怒られるかなぁと思いました、やっぱり。
ただもう会わなきゃしょうがないですからね。
恐る恐る扉を開けてみました・・・・・・。

おはよう♪よく眠れた?ニコ♪

ぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええっ!!!

違うでしょ!?
いやいや違うでしょ、その話しかけ方!
昨日は遅かったわねとか、
昨日は待ってられなくってごめんなさいねとか、
遅くなるならちゃんと電話しなさいとか、
自分達がいなかった理由とか、店長達が遅くなった理由とか、
まずはそういう会話の切り出し方が妥当だと思うじゃないですか!?

無断で寝泊りしてしまった罪悪感     Priceless

この村の常識は自分達のそれとは異なり、
店長達の行為には何の問題もなかったようです。
しかも用意してあった部屋があったにも関わらず、
店長と友人は別の部屋で寝てしまったという理由で、
部屋代を半額以下にしてくれました。
その額なんと2人で18ユーロ。
1人1000円ちょっと!?

やっすっ!!

朝食後村を散歩してみたら、
ノルディックスキーを普通に生活の中で使ってるような村でした。
要するに道もちゃんと整備されてないような村でした、と。
以下翌朝の集落の写真です。
この古い建物が集う集落に、夜中電気がなかったらどれだけ怖いか!!

その後は10時にはホテルを後にして、
少しだけトリノ市内を観光。

午後4時にはミラノに帰ってきた訳ですが、
ミラノ中央駅が視界に入った時には涙そうそう。
こうして店長の命を賭けた大冒険は幕を閉じたのです。

ふぃー。

そんなことで全4回に渡ってお届けした五輪リターンズ。
世紀のビッグイベントに心躍る思い出になるはずだったはずが、
結局フランスの山間部で迷子というわたくしらしいオチがつきました。
この迷子経験から学んだことは、あれです。

やっぱ文明ってすげぇなって。(単純

いつか機会があったらモンジネーブレ再訪してもいいかなと思います。
その時は救助犬としてフィオでも連れていきます。w

今日でリターンズはお仕舞い。
次回からまた通常の店長日記に戻ります。
ではでは本日これにて~。

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