本末転倒なイタリアの労働基準法

ようやく春らしくなってきたミラノです。

眠くてかなわん。

ということで本日も本題。

毎週火曜日はわたくしの定休日ですが、
従業員が息子の風邪で欠勤した為に、
背に腹は変えられませんから午後3時まで私が代勤。

お、おのれ・・・俺様の休みを・・・。

この従業員は先々週、自身が風邪を引いて休みました。
月に計10日出勤しなければならない彼女は、
自身の風邪と息子の風邪で今月4.5日の欠勤。

この場合の給与、日本ではどうなりますか?
はい、そう、そこの赤い服着てるあなた。
コメント欄に挙手してみなさい、そう、そこのあなた。w

恐らく日本の場合は給与が半分になってしまうところが殆どだと思います。
不景気の昨今、満額保障してくれる会社はそうそうないんじゃないでしょうか?

イタリアの場合、
自身が風邪で休むにしても、
子供(3歳まで)の病気で休むにしても、
これがなんと満額保障されてしまいます。

ヽ(A`*)ノ≡

産休もイタリアの場合はどえらいことになっておりまして、
出産予定日の5ヶ月前から出産予定日の6ヵ月後まで、
実に11ヶ月も産休を取ることができ、その間、半年間は給与満額保障です。
残りの5ヶ月は多少給与が減るものの、給与はゼロになりません。

11ヶ月の産休満期終了後、従業員が望む場合、
さらに1年は解雇することができず、
復職のポストを残しておかねばなりません。
この間給与は発生しませんが、
会社としては大打撃です。
補充の従業員を雇わねばならない場合が殆どですから、
詰まるところ単純計算で人件費2倍です・・・・。

弊社、従業員の産休を2度経験致しました。
詰まり、約2年は不労給与を支払ったことになります。
合計したら大変な額ですよ、もちろん。

給与は安くて昇給もほぼありませんが、
解雇されることなく、パートでもボーナスが発生し、
その上こんなに至れり尽くせりの手厚い福利厚生。

表面だけ見れば素晴らしい国に思う方もいるかもしれません。
しかしながら、だからこそ、女性が働くのは大変なんです。
こんなシステムを敷かれたら誰だって女性雇用を嫌煙します。

宝飾店、香水屋、化粧品店などの女性販売員が必要な職場では、
ゲイや出産を終えたオバさんばっかり雇われる結果をもたらし、
若い女性の雇用口はますます減るばかりです。

被雇用者が安心して働ける会社でなければ困りますし、
もちろん経営者としてはそこを目指してはおりますが、
ウルトラ不景気の最中に産休だ、病欠だとか言われると、
さすがに勘弁して頂戴という気持ちが芽生えてしまうのも事実。

被雇用者からしたら小さな子供を抱えていることで、
自身の給与が減ってしまうのは辛いだろうと容易に想像できますし、
経営とはなんと難儀なものか、と。

ま、そんな訳で春の煩悩暴露日記でした。w
笑えるポイントがなくてすいません。w

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