少し暑さが落ち着いてきたミラノです。
気温が高くなった瞬間にバカンスに出かけるイタリア人ですが、
少し涼しくなったらなったでそれを理由にバカンスに出かけるイタリア人です。
お前ら出かけてばっかりやないか!
お陰で町に人がおれへんやないか!
バカンス行く金があったらジュエリー買わなあかんやないか!
ひーはーっ!
という訳で今日も本題。
では簡単に前回のおさらいを。
妻がミラノに来ましたので、
イタリア国内で外国人が合法的に暮らすための書類、
我々外国人が悪魔の書類と悼み嫌う滞在許可証を取得しなければならない状況です。
在日イタリア大使館から家族ビザを取得し、
そのビザを身元保証に滞在許可証を取得する方法と、
旅行者としてパスポートを身分証明にミラノに来ちゃってから、
私の滞在許可証に身元を委ねて滞在許可証を取得する結束家族と呼ばれる方法があって、
早くて簡単そうだし私の身分に不安はないし、ということで我々が選択したのは後者でした。
後者の方法に必要だとされる書類のうち、
日本で揃えなければならない書類諸々を取得した後の6月21日、
妻は愛犬のマフィン君と共に、無事旅行者としてイタリアに入国。
7月1日には許可証申請に必要な書類のうち、
ミラノで取得しなければならなかった最後の書類が取得できましたので、
やぁやぁいざ滞在許可証の申請に参らん!と意気込んだ矢先、
結束家族の手続きにはまず、旅行目的の滞在許可証を取得しなければならない可能性が浮上。
しかしながらこの旅行目的の滞在許可証に関しては、
イタリア入国後8日以内に取得しなければならないという決まりがあり、
早々に妻を日本に帰国させなければならない危険性に私、ミラクルテンぱっちゃいました。
というのが前回までのお話。
で、我々が情報を求めて向かったのはミラノ中央警察移民局。
争点はイタリア入国から8日以上経ってしまった場合にも、
旅行目的の滞在許可証は取得できるのか否か。
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店: すみません、ちょっとお尋ねしたいんですが・・・。
警: はい。
店: 現在私は妻に滞在許可証を取らせるべく奔走しておりまして・・・。
警: なるほど。
店: 最終的には結束家族なる手続きを踏みたいと考えております。
警: なるほど。
店: 日本で必要な書類は全て集めて参りました。
警: 素晴らしい。
店: それで・・・その・・・・・。
警: ?????
店: 結束家族の手続きを踏むに当たってですね・・・・。
警: はぁ。
店: まず旅行目的の滞在許可証を取得すべしという表記を見かけまして・・・。
警: なるほど。
店: しかしながらうちの妻、イタリア入国日から既に8日以上経ってしまいまして・・・。
警: あぁ!そんなことなら心配要りませんよ。
店: と言いますと?
警: 随分前に旅行目的の滞在許可証は廃止になりました。
店: !!!!!!!!!!
警: パスポートにイタリア入国の判子は勿論押されていますよね!?
店: 勿論です!
警: だったらそれで問題ありません。
店: 国際法では旅行者として外国に滞在できるのは90日以内ですよね!?
警: 仰る通りです。
店: しかしながらイタリアの国内法では、8日以上イタリアに滞在する場合、
8日以内に旅行目的の滞在許可証を申請しなければならないことになっていました。
警: 良くご存知で。
店: その旅行目的の滞在許可証がなくなったということは・・・。
警: なくなったということは!?
店: 90日以内であればパスポートに押されたスタンプのみでイタリアに滞在できると?
警: 最近法律が変わってそういうことになりました。
店: 滞在許可証の手引書によると、結束家族の手続きに関しては、
他の種類の滞在許可証から家族目的の滞在許可証にコンバートしろと書いてありました。
警: そうですね。
店: 現在妻はいかなる種類の滞在許可証も持ち合わせておりません。
警: パスポートに押された入国のスタンプが旅行目的の滞在許可証と同意ですので、
結束家族の手続きに関してもそれで問題がありません。
店: 愛してます。
警: 我々が郵便局経由で配布している滞在許可証の申請キッドと、
それに内包されている申請の手引書は情報が更新されていません。
店: お陰で私、ミラクルテンぱっちゃいました。
警: なにぶんイタリア警察は予算が乏しいもので・・・。
店: お察しします。
警: ともあれ、申請は通常通り郵便局からローマの中央警察に郵送の形で構いません。
店: ちなみに伺いたいのですが、
旅行目的の滞在許可証が廃止になってから暫く経ちますか?
警: 1年半ほどになるかと思います。
店: では郵便局窓口の担当者がこの事実を知らないということはありませんね?
警: あり得ません。
店: 深く愛してます。
というミラクル。
どうやら私が調べた情報こそが最新であり、
郵便局で配布されている申請キッド付属の申請の手引きや、
ネットに溢れていた情報は古いものだったことが判明致しました。
なんだよぉ~、ビックリさせやがってぇ~(*´艸`*)
その後、在留邦人届けなる書類を提出しに日本領事館に行きましたので、
事のついでに事情を説明しましたところやはり旅行目的の滞在許可証は廃止になったそうです。
結束家族の手続きに関しても、パスポート上のイタリア入国スタンプのみで問題がない、と。
だぁあああああしゃぁぁあああああ!
ということで善は急げです。
情報を得てから早々に、今度は郵便局へ。
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郵: はい、次の方~。
店: 妻の滞在許可証の申請に参りました。
郵: 結束家族の手続きですね!?
店: 仰る通りです。
郵: では書類をチェックさせて貰います。
店: 宜しくお願いします。
郵: はいOK!
店: ちょっ!!!
郵: 何よ?
店: ローマの中央警察に届いてから書類不備でNGとかあれなんで、
すいませんけどもう少しちゃんとチェックして貰った方が・・・。
郵: 大丈夫よ、あなた達日本人でしょ!?
店: いや、まぁそうですけど・・・。
郵: 几帳面な人種でしょ、あなた達!?
店: えぇ、まぁ・・・・。
郵: ちゃんと記入したでしょ!?
店: 死ぬほど確認はしましたけど・・・・。
郵: ほら、大丈夫じゃない!
店: いや、ほらって・・・・・。
郵: じゃあ7月23日ね。
店: は?
郵: 7月23日にアポイント取っておいたから。
店: 仰っている意味が良く分からないんですが・・・・。
郵: 7月23日に地区警察に行ってちょうだい。
店: はい?・・・・ローマの中央警察に郵送されるんですよね?
郵: そうよ。
店: ローマの中央警察で審査されてからミラノの地区警察に連絡がいくんじゃ・・・。
郵: 法律が変わったのよ。
店: また・・・ですか?
郵: ローマにこの書類は送るけど、
同時にミラノ地区警察でも審査がなされるの。
店: 地区警察の審査を通れば滞在許可証は取得できると?
郵: そうよ。
店: だったらローマに送る意味ないんじゃ・・・・。
郵: そんなこと知らないわよ!私は郵便局員なんだから!
店: た、確かに・・・。
郵: とにかく今日持ってきたこれらの書類のコピーを持って、
7月23日の9時20分にあなたの在住地区の地区警察に行ってちょうだい。
店: そしたらまさか滞在許可証できてるんですか?
郵: だから知らないわよ、そんなこと!
店: す、すいません・・・・。
郵: 私達の仕事は書類のおおよその審査と、
それをローマの中央警察に送るところまでなの!
店: す、すいません。
郵: 殺すわよ!
店: ひーはー (ノД`)
ということでなんだか分かりませんがとりあえず申請できちゃいました。ww
私の前回の滞在許可証の更新の時なんて、
郵便局から申請して地区警察から連絡が来るまで1年も待たされたのに、
2週間足らずで地区警察と接触できるなんて・・・・・なんかズルイよ、嫁!ww
この時点では23日に滞在許可証が出来上がっているのか、
はたまた指紋や顔写真の登録なんかの手続をして、
配布はまた後日になるのかは分かりませんでしたが、
いずれにしても予想を遥かに上回る時期に妻の滞在許可証は取得できそうな気配。
そんな気配を察して、遠距離4年半、別居婚1年半の合計6年に及ぶ遠距離生活の間、
散々イタリアの滞在許可証関係がどれだけ大変かを私から聞かされていた妻が、
郵便局での手続きを済ませた帰りにこんな一言。
なんか意外にあっさりだったね♪
・・・・妻よ、イタリアを舐めるなよ。
ということで次回、地区警察爆撃編。
まさかの事態に夫婦で胃潰瘍です。
乞うご期待。
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イタリアで妻の滞在許可証に四苦八苦 Vo.2
7月 - 25 - 2010 - 日曜日




[...] 最終回ですが、過去記事を読んでらっしゃらない方はまずお浚いを。 ・イタリアで妻の滞在許可証に四苦八苦 Vo.2 ・イタリアで妻の滞在許可証に四苦八苦 Vo.3 ・イタリアで妻の滞在許 [...]
[...] ・Vo.1 (2010年07月20日UP) ・Vo.2 (2010年07月25日UP) ・Vo.3 (2010年07月30日UP) ・Vo.4 (2010年08月05日UP) [...]