昨日から夫婦でランニングを始めました。
幼少期から常に何かしらの運動機会が身近にあった私とは違い、
運動があんまり得意ではないうちの愛妻ですが、
目標は真剣にホノルルマラソン完走です。
果たしていつになるやら。w
目標達成したらご褒美に競走馬でも買ってやろうと思います。(マテ
そんなことで本日も本題。
これ、世界的に有名なやつです。

イタリアオペラの殿堂、スカラ座です。
1778年からこの場所に建っています。
建設を承認したのは、世界史で習ったような気がするあのマリア・テレジアです。
弊社から僅かに徒歩10分のところにありますし、
向かいにはあまりにも偉大な大聖堂や絢爛豪華なガレリアがありますので、
ともすると地味な印象を与えがちですが、列記とした偉大なる歴史遺産です。
あまり良い子ではなかったあたくしは、
というか完全に元不良だったあたくしはですね、w
オペラとかクラシックとか絵画とか彫刻とか、
そういうブルジョアな感じのするものを敬遠してきたものですから、
まったくもってそちら方面に学がありません。
金髪の不良がクラシックもないだろう?と。(笑
なので、今回いささか戸惑ったりもした訳なんですが、
とにかくそのスカラ座にクラシックのコンサートに行ってきました。
弊社が貨物の国外配送をお願いしているDHLさん。
郵政民営化で民間企業になった元ドイツの郵便局なんですが、
この会社が今回スカラで演奏をするドイツの楽団の楽器の運送を請け負っていることから、
コンサートのチケットの余剰分を握っていて、顧客である我々夫婦にもチケットを下さった訳なんです。
大してでっかい荷物を依頼している訳でもないのにすみません、なんか。(汗
で、当日。
仕事帰りに妻と落ち合って8時半には会場へ。
ジャケットくらい着てればいいかなぁとか思いつつも、一応スーツで行って本当に命拾いでした。
あんな雰囲気にややカジュアルな邦人とかいちゃったらもう多分漏らしてたと思います。
ということでこれ。

大体エントランスからしてこれ。

意外にジーンズのおっさんとかもいましたけど、
その辺は彫りの深さと貫禄でカバーされておりましたので、
彫りも浅けりゃ貫禄もない20代の邦人あたりはやっぱりスーツが無難です。
舞台に対して半円柱状に広がった各部屋と、
そこから舞台を眺める客人がやや商品ブース的なのが笑えましたが、
とにかく雰囲気はもう抜群。
で、はしゃぐ妻。

今回のコンサートはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の公演。
発音しにくいことこの上ない名前をもつこの楽団はしかし、
1743年に発足した世界初の市民階級オーケストラなんだそうで、
その説明だけでもブルジョア過ぎることこの上なくてもう訳が分かりません。
この日の演目?曲目?出し物?は、シューベルトとメンデルスゾーンということでしたが、
MC ハマーを心の師と仰ぐあたくしが今回の曲に聞き覚えなんてあるはずもなく、
ずっと優等生だったらしい妻でさえ知らない曲ばっかりだった訳なんですが、
やはり世界最高峰の場所で世界最高峰の人間が奏でる音ったらもう驚愕です。

なんと言うか、その、演者の、人生を音楽に捧げた感、ね。
邦人なのか否かは分かりかねますが、この楽団にはアジア人が3人いたんですよ。
その演者が真剣にバイオリンの弓を引く様を見ていて、
言葉の壁も、人種の壁も、どんな困難も音楽を理由に乗り越えてきただろうな、とかね。
そういう想像が脳内で容易に成り立つくらいの、有無を言わせぬ凄味がありました。
それからオーケストラということで数の優位性から得る視覚的な感動も絶大。
例えば3つのボールを交差させてお手玉できる人がいたとして、
それだけでもその様にはちょっと感動させられるのに、
その3つのボールでのお手玉を50人がタイミングを合わせてやっているところを見たら、
1人でもタイミングズレたら、ボール落としたらそれはもう失敗な訳で、
単体のジャグリングよりもやっぱりそりゃそっちの方が感動するじゃないですか。
なんか分かんないけど、そういうことですよ。w
指揮者の振り上げる腕に合わせて、
何十本もの弓が空間に跳ね上げられて一瞬で音が絞られ、終わる瞬間とか、
もう本当鳥肌を通り超えて鮫肌でした。(謎
そんなことで分からないなりにブルジョアな夜を楽しんだ我々。
コンサートは9時に始まって10時40分頃には終わりましたので、
大聖堂前のバールで1杯引っ掛けてから帰宅した訳なんですが、
たまにはこういう遊びもしてみるもんだなと思った元不良君でしたとさ。W

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サタデイ・ナイト・フィーバー@ミラノ
9月 - 10 - 2010 - 金曜日



