イタリア全書類取得マニュアル -Tessera Sanitaria編-

またしても更新が滞ってしまいました。
8月6日土曜日を持って弊社は夏季休業に入っております。
下半期の営業開始日は8月30日火曜日。
ほぼ1ヶ月の夏休みということになります。
社会人なのにです。

羨ましいですか?
羨ましいですよね?

イタリア生活においてこれだけは笑いが止まりません。wwww

そんなことで本日も本題。

さて、今日の書類取得マニュアルはTessera Sanitaria。
発音はテッセラ サニターリア。
日本語に訳すと保険証。

イタリアは税金がアホ高いですから、
詰まりはかなりの税金が医療費助成に回っておりますから、
イタリア長期在住者はこの書類を持っていると得することが多々あります。

この書類の取得は住居付近の指定医登録と同意です。
例えば風邪を引いた場合、この指定医に予約を取って診察して貰うと、
処方箋がなければ買えない薬の処方を受けることができる上に診察料は無料です。

例えばインフルエンザに掛かって高熱が出た時、
指定医に電話をすると自宅まで往診に来てくれる上に、
処方箋がなければ手に入れられない抗生物質を処方してくれて、診察料は無料です。

例えば最近激しく胃が痛む、なんてことになった時、
指定医に予約を入れて簡単な診察をして貰い、
バリウムなり胃カメラなりが必要と診断された場合は、
大きな病院に診察転送依頼をしてくれて、診察料は無料です。

薬代は自腹ですが、
年間に140ユーロを超える場合にはキャッシュバックシステムがあります。
薬局で薬を購入する際にこのカードを提示すると、
いつ、いくらの薬を購入したのかの情報が累積されて、
年末〆で超過分を申請するとこのキャッシュバックが適応されます。

さて、では、以下に取得の仕方を記しておく次第。

出向くべきはAzienda Sanitaria Locale、通称ASL(アズル)という公機関。
日本で言うところの保健所でして、これは前回記したIdoneita’ Allogiativaの取得機関と同じです。

他県、他市のことは分かりませんが、
まずASLのHPで自分の住所を入力して自分の地区が何番に当たるのかを調べ、
その後このページに飛んで必要事項を入力すると自分が出向くべきASLの所在が分かります。

良く分かんない人は02-85781に電話して聞いてみて下さい。
Idoneita’ Allogiativaの担当部署は火曜と木曜の午前だけという怠慢ぶりですが、
この書類の担当部署は毎日営業しています。

必要書類は以下の5種類。
1 滞在許可証
2 パスポート
3 納税証明書(CUD)
4 住居証明(Residenza もしくは Idoneita’ Allogiativa
5 Codice Fiscale

で、申請料は無料です。

1に問題のある方結構いらっしゃるかとは思いますが、
残念ですが滞在許可証がない方の抜け道は、この書類に関する限りありません。

ちなみに保険証の有効期限は滞在許可証の有効期限と同じです。
ですから滞在許可証の更新が間近の方は、
許可証の更新が済んでから保健所へ出向いた方がベターです。

我が家は実際その二度手間を被り、
妻の許可証有効期限が、保険証申請時点で1ヶ月を切っておりました。
ですから保険証の申請は受け付けて貰えたものの、
当然のことながら保険証の有効期限も僅かに1ヶ月。

その後、滞在許可証の更新が無事に済んだので、
許可証更新の受領書(Ricevuta)を持参したところ、
許可証原本が出来上がるまでの暫定保険証の再交付。(有効期限6ヶ月)

妻の滞在許可証は8月25日に出来上がる予定でいますので、
出来上がった際には再度保健所を再訪してようやく保険証原本が発給されることになります。

次、3に関して補足しておきます。
医療費の控除は納税者への税還元と同意ですので、
イタリア共和国に納税していない者は、基本的に保険証の発給を受けることはできません。
自営業者の方は740と呼ばれる確定申告書、
雇用契約者はCUDと呼ばれる納税申告書を持参して下さい。
これらの書類は顧問税理士にお願いすれば簡単に手に入ります。
奥様、子供は旦那さんのそれでOKです。

ちなみに、上記の通り学生身分で滞在許可証を取得している方に関しては、
基本的に保険証の発給を受けることはできませんが、
医療福祉代を独立して支払うことは可能なので、
その支払いを済ませれば保険証は取得することができます。

医療福祉代を独立して収める場合の費用がいくらなのかは各ASLにお問い合わせを。
診察料、薬代を全て自腹で支払った場合と、
保険証での診察料控除合計の採算分岐点がどこにあるのかは各自要調査です。
病弱な学生におかれましては一考の価値ありかと。

必要書類4と5の取得に関しては過去記事参照願います。

イタリア全書類取得マニュアル -Codice Fiscale編-
イタリア全書類取得マニュアル -Idoneita’ Allogiativa編-

すべての手続きを終えて、後日郵送されるカードがこちら。

以上2011年8月10日現在の情報。
Tessera Sanitaria取得希望の皆様におかれましては願わくば御武運を。

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「イタリア全書類取得マニュアル -Tessera Sanitaria編-」への2件のフィードバック

  1. うちの指定医、高熱で倒れそうでも往診してくれませんでした(爆)

    この保険証、ワンコが病気した時も提示求められますよね~。
    ワンコも病気したら金額によってキャッシュバックがあるのは、
    イタリアの素晴らしいところですね。

    ところで先日、奥様ともご縁があり、繋がらせて頂きました(謎)
    詳しくは奥様より御確認くださいw

  2. >あみ様

    ええええ!!マジすか!?
    じゃあフッラフラになりながらホームドクターのところまで行ったんですか!?

    イタリアのペットに関する手厚い保護に関しては本当に頭が下がります。
    日本では動物を車で撥ねても器物破損ですが、
    ついこの間イタリアでは慰謝料請求の裁判で飼い主が勝訴したそうです。
    飼い主になってみて分かりますが、そんなこと当然なのに・・・。

    嫁共々これからも宜しくお願いします~♪

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