イタリア人と働くということ

バカンス前で全イタリアが機能停止状態にありまして、
オーダー通りに商品が来ない、日本からの荷物が届かない、
メールも返って来なけりゃ電話にも出ねぇ!なんてことが連発しておりまして、
イタリア生活8年の集大成プロジェクトに取り組んでおる昨今の私としましては、
悪い流れを断ち切るべく、己の頭を心機一転坊主にでもしてくれようかと意気込んだ訳ですが、
堅実な妻に真剣に止められましたので、結果ソフト坊主という髪型に落ち着いております。

根性なし・・・。

そんなことで本日も本題。

本来本日はタイ王国バンコクへの出張日記後編をお送りする予定でおったわけですが、
ちょっと長くなりそうなので本日は先日巻き起こった本当にあったイタリアの怖い話。

メールにて 私→バッグ工場社長

先日納品して頂いたAというモデルの試作品、
日本のバイヤーさんがご覧になりたいということなので、
大至急日本の弊社本社に発送して貰えますか?
もちろん輸送費と商品代はうちで持ちます。

メールにて バッグ工場社長→私

御社のお手元には先日納品させて頂いた完成品がありますよね?
なぜこの段階で弊社の試作品が必要なのでしょうか?

メールにて 私→バッグ工場社長

先日納品して頂いた完成品はイタリア国内で別の需要があるため、
1つしかない完成品を日本の弊社本社に送る訳にはいかないのです。
何卒ご理解とご協力のほど。

メールにて バッグ工場社長→私

あの試作品はあくまでも我々が勉強のために作ったものですので、
留め具部分が未完成ですが、それでもよろしいですか?

電話にて 私→バッグ工場社長

メールの件ですが、今回はあくまでもバイヤーさんに見せるサンプル利用ですので、
留め具部分は未完成で構いません。とにかく明日までに送って頂きたいのですが・・・。
とにかく来週の木曜に現物が本社の手元にないと商機を逃すことになりますので、
可能であれば今日にでも送って欲しいのですが・・・。

電話にて バッグ工場社長→私

かしこまりました。
では今日か、遅くとも明日には送っておきます。

– 翌日 –

電話にて 私→バッグ工場社長

昨日の件ですが、商品送って頂けましたでしょうか?

電話にて バッグ工場社長→私

現在私は出先でして、
お手数お掛けして申し訳ないのですが、
弊社の秘書に直接問い合わせて貰ってもよろしいですか?
秘書には大至急発送するよう伝えてありますので。

電話にて 私→バッグ工場秘書

先ほど社長に電話したところ、
社長から秘書のあなたに問い合わせるように言われたんですが、
先日納品して頂いたAという商品の御社試作品、
日本の弊社本社宛に送って頂けましたでしょうか?

電話にて バッグ工場秘書→私

私は何も聞いていませんが・・・。
し、社長に電話して折り返させて頂いてもよろしでしょうか?

メールにて バッグ工場秘書→私

Aの試作品の件ですが、まだ御社本社宛に発送できておりません。
留め具の部分がまだ未完成とのことです。

電話にて 私→バッグ工場秘書

止め具の部分に関しては、昨日社長と電話で話した際に既に折り合いがついています。
そのままの状態で結構ですので直ぐに日本に発送して下さい。
とにかく時間がないんです!

電話にて バッグ工場秘書→私

そうでしたか。
では社長に最終確認を取って大至急御社本社に発送致します。
今日か、遅くとも明日には発送できると思います。

メールにて バッグ工場秘書→私

申し訳ありませんが、本日中に発送することはできませんでした。
明日になってしまいますが、大至急ミラノの御社宛にお送りします。

電話にて 私→バッグ工場秘書

いやいやいやいや!
だ・か・ら!

日本の本社に簡易通関のクーリエ便で送って下さいって言いましたよね?
クーリエ便に口座がない場合は送料を送り主が現金で払わなきゃいけないけど、
それも後で商品代と一緒に請求してくれれば満額払うって言ってるんだから、
大体試作品を買うって言ってるんだから、あなた方にとっても得があるじゃないですか?
なぜ直接日本に発送できないんですか?
大至急日本の弊社本社で必要なんですよ!
間に合わないとでっかい商機を逃すことになるんですよ!
なんで分かってくれないのーーーーーーーーーーっ!!??

電話にて バッグ工場秘書→私

いや、そ、そう言われましても社長からの指示ですので・・・。

電話にて 私→バッグ工場秘書

分かりました。
もう一回私から社長に電話します!

で、社長電話に出ない。
こんなことしょっちゅう。

泣きたくなるぜ、ちくしょう。(ノД`)

P.S
結局バッグは一旦ミラノに届いて、
その日のうちに日本に発送したところなんとか商談までに間に合いました。
色々あるけどなんとかなっちゃうイタリア・・・。

疲れます。

哀れな私にあなたの清き1クリックを。

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