Giubilare Milano物語 -製作工場捜索編 – Vo.3

息子の頭が夕方以降加齢臭がすることを発見しました。

もう?

そんなことで本日も本題。

続きです。

2007年の春に我が社の未来を想って意気揚々とMIPELに馳せ参じたわけですが、
バッグ業界に参入したばかりの弊社には厳しいオーダー条件等の壁に阻まれ、
極東の日本人あたりは一昨日来やがれ的展開に途方に暮れた私、当時26歳。

それから苦節1年半。

結局、この会社とだったらと思える外注先に出会ったのは2008年の秋のこと。
Mipelに通うこと4回、延べ約2千社の会社、約5万個以上のバッグを視察した末の出会いでした。

私: ちょっとブースを見せて頂いて宜しいですか?

バ: どうぞ~。

私: 綺麗な皮ですね。

バ: 我が社の商品は殆ど全て、鹿革で製作しています。

私: ほぉ。牛革との違いは?

バ: 鹿皮は軽くて柔らかく、粘りがあるのが特徴です。

私: お高いんでしょう?

バ: このバックでこんくらい。

私: か、買えなくはないですね・・・。

バ: 蛇やワニに比べれば全然。

私: すんごい量買わなきゃいけないとか?

バ: 1個でもいいですよ。

私: い、いっこ!?

バ: まぁ、もうちょっとやってくれるとありがたいけど。ww

私: お、オリジナルとかは請け負ってくれません・・・よね?

バ: 基本的にはやりません。

私: ですよね_| ̄|○

バ: でもチョイスで改作させてあげるけど!?

私: おぉ!?

バ: うちのバッグのハンドルや素材を変えて作るんじゃダメなの?

私: い、いや、ま、まぁそれは別にありかな・・・。

バ: オリジナルのロゴとか用意してる?

私: えぇ、名刺にも記載してます。

バ: これでロゴプレートなんかも作れるよ。

私: それはまた願ったり叶ったりな・・・・。

バ: そんな感じです、うちの会社。

私: あ!でもあれでしょ!?オリジナルの場合は買付け条件厳しいとか?

バ: いや、1個でもいいよ。

私: マジか・・・。

バ: マジだ。

私: 納期が遅いとか?

バ: 1000個くらいまでなら2ヶ月でなんとか。

私: 普通ですね。

バ: 普通ですよ。

私: 既に日本市場に大量に入れてるとか?

バ: 不定期には何度かやったことあるけど、定期的なのはないな。

私: 本当に?

バ: 嘘つく理由がないし。

私: ですよね・・・。

バ: ですよ。

夢ですか?

日本にまだなくて、ちょっと変わった皮で、値段も高くなくて、
チョイスでオリジナルやってくれて、1個からでも仕入れ可能・・・。

即決!

曰く、Mipelにはもう20年もブースを出し続けているそうですから、
我々がMipelに通い始めた2007年の3月にも当然彼らのブースはあったはずで、
あれだけ端から端まで歩いて話を聞いて回ったのに、
なんでこんな条件の良い会社を見逃していたのかという疑問は残るものの、
これでようやく弊社のバッグプロジェクトが始動出来るかもということで涙腺爆発。
生きてて良かったっす。

– 続く –

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