Giubilare Milano物語 -製作工場捜索編 – Vo.5

息子の戸籍。

もし万が一息子が相撲取りになったら呼び出しの時には、
イタリア共和国ロンバルディア州出身佐渡ケ嶽部屋とか言われるんですよね!?
純血の日本人なのに外国人力士みたいになっちゃいますね。
先輩力士から生意気だとか言って苛められたりしないでしょうか。
そんなことまで考えてなかったなぁ・・・。
ごめんな、政壱・・・。

可愛さ余って妄想百倍。

そんなことで本日も本題。

続きです。

2008年9月のMipelでようやく、しかし電撃的にPergolesiという会社に出会い、
その商品に惚れ、チョイスでという条件は付きましたが、
弊社ブランドGiubilare Milanoのオリジナルバッグ製作にやっと目処が立ちました。

以降5シーズン、2年半に渡って、
このPergolesi社に作って貰った弊社のバッグがこちら。

2009 Spring Summer

2009 Autumn Winter

2010 Spring Summer

2010 Autumn Winter

2011 Spring Summer

基本的にはこれらのバッグは弊社のOnline販売サイトにて販売し、
幸いなことにそれなりに好評を頂くことができました。
Giubilare Milano販売サイトをご覧頂ければお分かりと思いますが、
現在のところ全商品売り切れ御礼です。

1907年の創業以来、ジュエリーを生業にしてきた弊社が、
ジュエリー以外の商材を取り扱うのは初めての経験でしたので、
この業界の流れを掴み、常識を学びながら試行錯誤し、
同時にネット販売という未知のビジネスモデルをも学ばなければなりませんでしたので、
初めての買付けをした2008年9月からの2年半はすべきことが満載でした。

加えて、初めてのイタリア企業との業務提携です。
凄い凄いとは聞いていましたが、まさかここまでとは。wwww

まずご想像のように納期が守れません、彼ら。
感覚的には日本の1日がイタリア人の1ヶ月くらいでしょうか。
むしろ1ヶ月遅れで済ませた俺ら凄くね?くらい思ってるかもしれません。

それから納期直前になって、
オーダー貰ったこの色とこの色、やっぱ作れませんとか平気で言い出します。
彼らも皮革業者から素材を仕入れてバッグを作っていますし、
弊社の毎シーズンのオーダー数が少ないことも少なからず関係はしているのですが、
イタリアの皮業者の怠慢&無計画×イタリアのバッグ業者の怠慢&無計画が、
生粋の日本企業である我々に降りかかってきますからそうれはもう・・・。
降りかかってきた時の惨状たるや、もう悲惨というか無残というか臨終というか何というか・・・。

あと勝手にオーダー変更したりします。
緑で頼んでたのに白だったり。
大サイズで頼んでたのに小サイズだったり。
日本に送れって言ったのにミラノに送ってきたり。
カブトムシだと思ったらゴキブリだったくらいの、驚愕の落胆です。

あとは、まぁ、甚だしい検品漏れですね。
日本市場の求めるクオリティーが高過ぎるというのは確かにあります。
ただ、初期の頃にペルゴレージ社から上がってくるものは酷かった・・・。
君達プライドないのか?と。

皮や裏地に穴開いてたりとか、
肩掛け用のベルトの金具が本体に付かなかったりとか、
糸ほつれちゃってたりとか、がっつり色落ちしてたりとか・・・。

とにかくこの5シーズンは、
バッグ業界に進出したばかりで、
右も左も分からなかったこちら側の実力不足は認めつつも、
堪忍袋が穴だらけになってかなり喧嘩をしたりもしました。

お前らそんなんだから日本企業から安定的なオーダー貰えないんだよ、と。
このままイタリアに数多あるバッグ工場の1つで終わっていいのか、と。
俺は絶対に嫌だね、と。
それだけ企画デザイン力があるのに、それだけ縫製技術があるのに、
物が世界に羽ばたいていかないってどういうことか分かるか?と。
プライド持って仕事しろよと、と。
散々やり合いました。
でも絶対に支払いをし続けました。

で、そろそろいいかな!?となったわけです。

– 続く –

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「Giubilare Milano物語 -製作工場捜索編 – Vo.5」への2件のフィードバック

  1. 柳澤様

    壮絶ですね。もはや、読み物として面白いです。続き楽しみにお待ちいたします。少し落ち着きましたら、(と言っても、来年の春ぐらいになってしまうと思うのですが)お店の方にも伺ってみたいです。

  2. >titi様

    うわっ。
    亀レス失敬致しました。

    続きが滞っている昨今ですが、
    連載再開まで今暫くお待ち下さい。

    今後ともご愛好宜しくお願い致します。

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