Giubilare Milano物語 -完全オリジナル模索編 – Vo.1

日本の電車でパパの席を強奪してやったぜぇ~。
ワイルドだろぉ~。

お前まだ1人じゃ座れねぇだろ!?www

そんなことで本日も本題。

随分空いてしまいましたが続きです。

簡単におさらいすると、
ジュエリーの新しい道を模索して新たにバッグ事業を展開することになり、
工場を求めてイタリア中を探し回った挙句にMipelに辿り着き、
チョイスで弊社のオリジナルバッグ製作を請け負ってくれるようやく工場を発見。
以降4シーズンほどこのペルゴレージ社でバッグの製作を試みた後、
満を持して弊社の完全オリジナルの製作を依頼してみたところ、返事はまさかの即答拒否。www

未読の方はこちらから。

Giubilare Milano物語

青年よ、大志を抱け編

Vo.1
Vo.2
Vo.3
Vo.4
Vo.5

製作工場捜索編

Vo.1
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Vo.6

さて、大変なことになってしまいました。
2年半の付き合いを経て、ペルゴレージ社に完全オリジナルの製作を依頼してみたわけですが、
私の自信をよそに、Rossano社長からあっさりその製作を断られた2010年9月某日。

選択肢としては、関係者を人質にでもしてペルゴレージ社にオリジナルを強要するか、
このままチョイスでペルゴレージのバッグを買い付けるのか、
もしくは別の工場を探して弊社完全オリジナルを製作して貰うのか、の実質的には2つ。

ペルゴレージ社と関係を続けていくことのメリットとしては、
ペルゴレージ社が鹿皮でのバッグ製作に特化した会社であり、
イタリアにおける鹿皮の縫製技術としてはかなりレベルの高いものを持っているということ。
それから、2年半の付き合いの中で先方の癖が分かっていること。
こう言えばこう動いてくれるだろうとか。
こういう言い方は奴らにとって地雷だとか。
こう煽てれば結構頑張って働いてくれるとか。ww

外国人である我々が、プライドの高いイタリア人の職人と付き合うに当たっては、
対話におけるツボを心得ているかどうかが結構重要だったりしますので、
このアドバンテージを捨てるのは結構勇気がいります。

デメリットとしては、兎にも角にも彼らの本拠、マルケが遠いこと。
ミラノから車で550kmほど離れていますので出張は毎回壮絶です。
納期が守れなかったり、検品漏れが出てしまうことが普通なイタリアにおいて、
物理的な距離が遠いことで工場の製作過程を「監視」できないことは、
予想以上にデメリットが大きい。

交通網が日本に比べて発展途上国なイタリアでは、
たかが550kmを電車で往復しようとすると10時間以上もかかり、
朝7時に出発しても到着が13時過ぎ、そしてミラノ行きの最終がなんと17時。www
4時間しか仕事ができない上に奴ら、絶対に長い昼飯を喰らいますから、
実質仕事できるのは2時間ですよ。

ということで結局は車で行くしかないわけですが、
中間のボローニャくらいで大体事故がありますから、
車で行っても仕事ができるのはせいぜい4時間。www
詰まるところ、毎回泊りも辞さない覚悟で出張に行くわけですが、
逆に言えば泊まりも辞さないほどの甚大な打ち合わせなければ行けない場所ということです。

もしミラノで信頼できる製作工場を見つけることができれば、
出勤前、もしくは出勤後にふらっと工場に顔を出して経過を観察できますし、
それができれば納期遅れも検品漏れもかなり防ぐことができるんではなかろうか、と。

悩んだらやってみる、が気が付いたら信条になっていた私はそこで、
普段から仲良くさせて頂いている在ミラノの先輩に相談し、
ミラノ市内の工場を紹介して貰って、兎に角1回物を作ってみましょうよ、という展開。

紹介された工場はなんと我が家からチャリで5分!
これは期待が持てるぞ、続編を待て!

-続く-

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