Giubilare Milano物語 -完全オリジナル模索編- Vo.3

クララが立った~!!

絶対言ってない。

そんなことで本日も本題。

続きです。

デザインを学んだ経験がゼロのあたくしが、
どうにかジュエリーとの融合性を出しながらバッグのデザインをしなくてはならない局面。

バッグのデザインそのものでラグジュアリーを表現するのか、
バッグにジュエリー要素を取り込んでしまうのか。
ジュエリーでバッグとの融合性を表現するのか、
軸となるデザイン、アイコンでバッグとジュエリーを同時に企画するのか。

無理難題です。w

1発でこの解を導き出すのは不可能だと、あっさり結論付けました。w
今回、縁あって自宅から超ご近所のバッグ工場を紹介して頂きましたので、
とにかくこのバッグ工場の製作技術を試してみることが早急命題ですから、
では、兼ねてより要望が多かったトートバッグを作って貰って、
その完成度を測りつつ、物が完成の暁には、
ファーストサンプルをどう昇華できるかを検証していこうじゃないかという意向。

トートバッグであればデザインというより展開図で対応できるでしょうから、
いつかに習ったピタゴラスの定理を持ち出しながら図面を引いてみましょうと。
ちなみに本日のエントリー、嘗てのエントリーの引用ですのであしからず。

はい、で、まず、トートバッグのデザインを考えた際、
やはりシンプルな形ですから、その分サイズがかなり重要になって参ります。

GIUBILARE MILANOは当初、女性向けブランドとしての展開のみを目論んでおり、
ターゲットはビジネスウーマンというコンセプトで始動しましたので、
だとすればやはりA4サイズが横にすっぽり収まれねばなりますまい。

そこで調べたところ、A4サイズというのは297mm×210mmなんだそうです。
なのでA4が横に入って欲しいという機能性から、下底は300mmに決定。

で、ただの四角柱じゃ詰まらないですから、
つまらない男とか絶対呼ばれたくないので、
正面から見た時には台形になるようなデザインを考えてみました。
これでつまらない男からは脱却です。

台形の上底も色々検証してみたんですが、上底は40cmだとやや大きかったので、(*当社比)
下底との差が分かりながら40cmに届かないギリギリのサイズということで38cmに。

それから高さなんですが、下底よりも高さがあると縦長、
下底よりも高さがなければ横長の印象を与えることが分かりました。(*当社比)

ということで高さには下底の300mm以上という条件をつけ、
しかし上底の380mm以上になるとバランスが悪いということで、(*当社比)
その約中間を取って350mmに決定。

それから、バッグの中に書類以外でビジネスウーマンが入れるものを考えてみました。

まず、滑舌の悪いプレゼンではコンペに勝てませんからペットボトルは絶対!
ということでこちらの平均直径が60mmです。

次に、まゆ毛のないプレゼンではコンペに勝てませんから化粧ポーチは絶対!
ということでこちらの平均サイズ70mmです。

次に、プレゼン会場に行かなきゃ不戦敗ですから財布は絶対!
ということでこちらの平均サイズが40mmです。

最後に、プレゼン中にだって彼氏からのメールは受信しときたいですから携帯も絶対!
ということでこちらの平均サイズが25mmです。

これを全部重ねて突っ込んだ場合には195mmになりますから、
マチの幅は195mmに決定な訳ないだろが!www

ということで私の周りにあるバッグを片っ端から測ってみたんですが、
マチの幅が太ければ太いほど機能的=野暮ったい ということなんですよね。
ただ、どう考えても書類と財布とペットボトルと携帯等々を入れるということになると、
ミニマムでも120mmはないとやはり不便で不買ということでマチは120mmに設定しました。

ということですから、ここまでで分かっている数値を使って、
まずは第一の展開図を作成してみました。

tote1.jpg

正面から見た際の台形の上底&下底&高さを決めてしまいましたので、
これに準じてサイドの三角形の数値を計算しなければなりません。
つまり、下の図のピンクの部分です。

tote2.jpg

懐かしの二等辺三角形!!w
さらにこの図の各辺にアルファベットをふりました。

tote3.jpg

aはバッグのマチの長さと同じなので120mmです。
bはcと同じ長さになりますが、
ピンクの三角形では高さも角度も出ていませんから、
情報不足によりbを直接求めることができません。

そこで以下の図のような長方形を作成すると、
片方の三角形が直角三角形になり、高さも出ていますので、
三平方の定理にあてはめることができます。

tote4.jpg

三平方の定理

cの2乗 = aの2乗 + bの2乗

aは台形の上底-下底÷2

つまり・・・

cの2乗={(380-300)÷2}の2乗 + 350の2乗

 cの2乗={(80÷2)の2乗 + 350の2乗

  cの2乗=(40の2乗) + 350の2乗

   cの2乗=1600 + 122500

    cの2乗=124100

     c=√124100

      c=352.27829・・・・・

       c≒352.3

Q.E.D

詰まりこうなります。

tote5.jpg

これで先ほどのサイドの二等辺三角形の高さと角度を求めることができます。

tote6.jpg

こちらも各辺に記号を振っておきましょう。

tote7.jpg

ではまず高さから。
上の図のようにこのピンクの三角形を真っ二つに割れば、
半分が直角三角形になり、その分割線がそのまま高さになりますので、
先ほどと同じように三平方の定理を該当させます。
ピタゴラス氏、毎度お世話になります。あざす。

cの2乗 = aの2乗 + bの2乗

aは大きい二等辺三角形の底辺÷2

352.3の2乗={(120÷2)の2乗 + bの2乗

 124115.29=40の2乗 + bの2乗

  124115.29=1600 + bの2乗

   bの2乗=124115.29 - 1600

    bの2乗=120515.29

     b=√120515.29

      b=347.153121835・・・・・

       b≒347.2

Q.E.D

ということでこう。

tote8.jpg

ちなみにサイドからバッグを見た際には、
縫い目がセンターに来てくれた方が見栄えがすると考え、
また物を入れた際の伸縮性にも優れるだろうということで、
私の望むバッグの展開図は実はこうなんです。

tote9.jpg

さて、最後にこの2分割した直角三角形の角度です。
3辺の長さが全て分かっている直角三角形なので、
当てはめるべき方程式はsin cos tanと絡まって教えられた『余弦定理』です。

で、これまでなんとか頑張って計算してきたんですが、
いくら3辺の長さが出ていても、
さらにはいくら余弦定理を完全に理解していたとしても、
角度が30°や60°、もしくは45°等の定型角度でない限りは、
sinθがいくつとか与えられてない限り、関数電卓がないと計算出来ないようです。
そうだったっけ?w

ちなみに先ほどの三角形に以下のように記号を当てはめると、

方程式はこちら。
bの2乗 = aの2乗 + cの2乗 - (2ac×cosX)

これにこれまでに出した数値を当てはめると、

347.2の2乗 = 352.3の2乗 + 60の2乗 – {(2×352.3×60)cosX}

んー。
ここまで追い詰めたのにあとは関数電卓に頼らねばならぬとは・・・。
ちなみにエクセルには =DEGREES(ASIN(60/352.23))と突っ込んだら解が出ます。

ということで最終的な回答はこう。

Tote10.jpg

ふぅー。
で、ここまで3日くらいかかりました。wwwwww

もうね、あたくしの脳は超文型でしてね、数学なんて中2くらいで諦めてますから、
脳の片隅の隠しポケットをどうにかこじ開けながらネットで学習し直したんですが、
以降数日間、熟睡できていないのはやはりこの計算三昧のせいでしょうか?w

ちなみに私は私立の中高一貫に行っておりましたので、
高校受験しなくても高校に行けることは小6の合格発表時に確定してましたので、
実際に中2くらいには完全に数学をやらなくなりました。wwwwwww
だからこんなの解けるはずねぇーんだって。wwwww

『大人になった時に、「若いうちにもっと勉強しとけば良かったなぁ」って絶対思うんだから、
今のうちに頑張って勉強しておきなさいよ』っていう大人が嫌いでしたが、この場を借りて謝ります。

えぇ、もっと勉強しておけば良かったです。
さぁーせんしたぁっ。

ということで次回、この展開図をメーカーに持ち込みます。
バッグのメーカーなんてさぞやピタゴラスの定理に詳しいでしょうから、
ピタゴラス談義に花を咲かせながら親睦を深めたいと思います。

-続く-

定理構築時、イタリアでバッグの図面を引くために、
極東の亜細亜人に引用されることになるとは、
当時夢にも思っていなかったであろうピタゴラスに敬意を表して1クリックを。


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