Giubilare Milano物語 -完全オリジナル模索編- Vo.7

Masaichi

妻と息子が帰国していたため、
父として立ち会えなかった最初のイベント。

この不公平さはゴルフで挽回。

そんなことでなんとか5月中に本日も本題。

前回、イタリアで物を作るということがどれだけ大変なのか、
イタリア人という民族がどれだけ不誠実か、
我が国日本のメンタリティーとイタリアのそれがどれだけ違うのか、
これだけのストレスを抱えてなぜ私はハゲないのか、
などを中心に綴ってみましたが、
本日は実際にその時上がってきたサンプルの1つをお見せしたいと思います。

まず出来上がったトートバッグの全体像がこれ。

Tote

ハッキリ言って高級感はありません。
サンプルに使用できる皮の種類が少ない中で、
なるべく高級感が出そうな皮を選んだつもりではいましたが、
素材自体に物足りなさを感じる仕上がりとなってしまいました。

工場の技術的問題としては、
皮と内布の間に中芯をかませていないため、
全体的にヘロヘロした印象になってしまっています。

それ以外の問題は画像と共に。

– それじゃ物入れた時にマチが伸びちゃうでしょ問題

Fondo

バッグ正面部分、背面部分同様、
外皮と内布の間に芯が入っていないことでバッグが自立しないので、
かなりカジュアルな仕上がりになってしまっています。

– 蝋付けが下手クソ問題

皮を切る、折る、両切り口を合わせて縫う、で終わってしまうと、
皮の裁断面がテロテロしちゃいますから、
接着剤要素のある塗料を裁断面に塗るのが通例。

正解はこちら。

manici corretti

不正解がこちら。

Manici

あ、ちなみに正解画像は現在進行中の弊社製品です。
私、頑張りました。Ww

– チャックの持ち手がチープ過ぎる問題

Cerniera

もうちょっと何かなかったんですか?w

– なんで直に貼り付けちゃったの問題

これからはブランドとして展開していきたい意向がありますから、
やはりバッグの内側にはブランドロゴプレートでもないと格好が付かないでしょう、と。

そこでこの工場にデザインを渡して亜鉛合金のプレートを制作して貰ったわけなんですが、
プレートの出来自体はまぁ悪くないんですけも・・・・。

正解はこちら。

piastra corretta

不正解がこちら。

Piastra

– タッセル、びよびよ問題

tassel

裁断面ガタガタ。
洗練さゼロ。

– ハンドルに段差問題

バッグのハンドルというのは意外に重要なパーツでして、
本体が同じデザインでもハンドルが違うことで、
印象が大きく変わってきたりします。

サンプル制作なので、特に変わったデザインにする気はなく、
中芯を通した、オーソドックスなタイプのハンドルをオーダーしたわけなんですが、
なんでか知りませんが途中に段差があるんですよね・・・。

まず正解がこちら。

manici corretti

不正解はこちら。

Manici2

いと不可解。

ということでもはやメロメロメタメタ。

この工場、継続しますか、しませんか。
このプロジェクト、やめますか、やめませんか。

はぁ~

-続く-


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