おれの夏 2013 pt.2

01 Masaichi

息子が寝起きにガンくれてきやがりました。

遺伝子ってすげー。

そんなことで本日も本題。

さて、多事多端で、数多の苦行も強いられたこの夏、
腹癒せにここで晒しちゃうブログの第2弾です。

1)噂通りじゃないですか

8月3日の土曜日に上半期の営業を終え、
ローカライズという言葉を楯に、
日系企業の弊社もイタリアの慣習に沿って長期休暇に入りました。

上半期の売上の現実逃避に全力だった私は、
翌々日の5日月曜日には、妻子を引き連れてコモ湖方面へ。

コモ湖で、車が壊れました。wwwwwwww

高速を降りて赤信号で止まったが最後、
信号が青に変わっているのにエンジンがフカせない。
アクセルを踏んでも うをぉおおおおん! ってならない。
ぼっぼっぼっぼっ ってなる。www

私の汗の吹き出しかたですよ。
途方に暮れる夫32歳、夫を気遣う妻33歳、はしゃぐ10ヵ月ですよ。

排気ガスが異常に黒くなってきて、6月に1度修理に出しました。
改善が見られませんでしたので、タイ出張を見計らって2回目の修理。
引き取って数日後にコモに行ったら壊れるとかどんだけ・・・。
ミラノの修理工に不幸の手紙を出すことにします、そうします。

ともあれ。
その辺で情報収集したら運良く付近に修理工があると。
しかしながら午後からしか開かないとか腑抜けたことを言うもんですから、
故障場所から徒歩でコモ湖まで行って、
湖畔で、妻がウキウキで作った弁当をどんより食べて、
15時頃になって再び修理工を尋ねたところの以下のやり取り。

修: 大丈夫、ミラノまで帰れるよ!

私: いやいや、さっきまでエンジン止まっててん!

修: 今動いてんじゃん!

私: いや、なんか分からんけど2時間くらいしたら直っちゃって・・・。

修: 大体明日からうちもバカンスだから直す時間もないしさぁ。

私: いやでも、ミラノまでは帰れないでしょ、いくらなんでも・・・。

修: んー、ざっとみたところ故障してる様子はないけどなぁ。

私: いや、でも、怖くてミラノまでなんて帰れねぇってばさ。

修: まぁ大丈夫だよ、故障場所からここまで来たんだから!

私: いや3分で着いたし。

修: この道を行けばどうなるものか、行けば分かるさ、バカヤロー。

私: ・・・・では勇気を出してミラノまで帰ってみます。

2分後

私: 妻よ、またエンジンが止まりました。

妻: そのようですね。

私: 今度こそ本当にダメそうです。

妻: 鍵を回してもウンともスンともいいませんね。

私: しかも最悪なことに、なんとこの場所は携帯の電波が入りません。

妻: 今夜はホテル泊も辞さない覚悟ですか?

私: 愛犬が餓死します。

妻: でした。

私: 先ほどの修理工まで2、3㎞だと思いますので助けを呼んできます。

妻: 願わくばご武運を。

という展開でしたが、なんと歩き始めて20秒。
別の修理工が目の前にあるではありませんか。
こんな奇跡がありますか!?

私: たたた助けて下さぁぁぁああい!!!!!!!!

修: ど、どうしたんだよ、邦人。

私: その先で車が壊れて・・・。

と、このおじさん。
その朴訥とした風貌に似合わず仕事ができる。
即レッカーを手配してくれて、即原因を突き止めて、
部品取り寄せて速攻で直してやっから2日後に取りに来いとか惚れていいですか?

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そこの息子、はしゃがない!

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結局この日(月曜)はそのおっさんに車で近くの駅まで送って貰って電車で帰宅。
いや、ホント電車で帰宅できる場所で良かったですよ。
最寄駅の過疎っぷりからも我々が感じた絶海孤島感を感じて頂けるかと。

stazione

水曜日。
この神曰く、モーターとタービンを繋ぐゴムチューブに亀裂が入っていて、
長時間運転すると熱で傷が広がって、漏れた空気でボンネット内が過剰に熱を帯び、
エンジンとバッテリーに支障をきたしたのだとのこと。

アクセルをフカすとさざ波みたいな音がするという私の一言だけで、
この原因をすぐに突き止めたこの田舎の修理工に幸あれ。

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アルファロメオ君は手が掛かるとは聞いていましたが、
まさかこれほどまでとは!な夏の思い出でした。

2)だって悔しかったから

件の愛車を引き取りに、再び電車でコモに出向いた水曜日。
ただ車を引き取りに行くのが悔しかったのでコモ湖を観光してやりました。

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遊覧船にだって乗ってやりました。

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ようやく楽しかったです。

3)その陰に怯えながら

件の愛車故障事件から1週間後、
フランスはアヌシーに車で遠征して参りました。

コモの修理工にこの旅路の是非を伝えたところ、
アホみたいに飛ばさなければ大丈夫とのことでしたので、
では再度の故障に怯えながらも旅行突貫!のわんぱく家族です。

フランスで車壊れたらどうするつもりだったんでしょうか?w

若き時代の結構な時間とお金を競技スキーに費やした私は、
道中のこんな山を見せられちゃうともう感動を通り超えて感傷的になってしまい、

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車故障の恐怖からのストレスと相まってもうこんな顔。

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で、やって来ました、アヌシー。

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我々夫婦史上最高の避暑地でした。
山があって、湖があって、ゴルフ場があるので、
それに関連するアクティビティーは何でもござれです。
実際、この地に赴任している先輩とゴルフに行きましたが、
モンブランも見えて、景色に見入ってしまうほどの絶景。

golf

奥様方がそれなりに楽しめるくらいの町のサイズでしたので、
旅行先で尚、妻子を置き去りにゴルフをした罪悪感はなし。

日本からはなかなか訪れ難い場所にはありますが、
アヌシー、本気でお勧めです。

4)続・本日より思うところありまして

突然の愛車故障に相対しても尚、頑なにタバコを吸いませんでした。
メルヘン甚だしいアヌシーでバカンスに興じて尚、ランニングを続けました。
私めの禁煙ランニング生活、どこまで続きますことやら。

引き続き私の禁煙が続くことを願って今日の1クリックを。

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「おれの夏 2013 pt.2」への3件のフィードバック

  1. yanagisawaさま

    車のお話、同じようなことがありました。もう詳細はあまり覚えていないのですが、ロトンダで何かが壊れ、誰一人助けてくれる人もなく、やっとの思いで、邪魔にならないところに移動しました。
    周りにはなにもなく、人影もなく、どこにいるのかもわからず。
    唯一お見かけした方にやっとの思いで声をかけ。
    その方が素晴らしかった。近くには通勤通学のための1日2本の電車のみ。それも週末は0。ということで、見も知らぬわたしたちをレッコまでお送りくださいました。お礼も受け取らず、名前も名乗らず。
    何か、カトリックの無償の奉仕の精神を深く、感じた日となりました。

  2. >titi様

    本当にイタリア人は・・・。
    たまにそういう慈悲深いことをしますよねぇ。
    余裕がない時は途端にイタリア人なのに。ww

    ちなみにtiti様がその憂き目に合われたのはいつ頃ですか?
    今回車が、遠隔地で故障してみて、
    スマホの絶大なる威力を感じました。
    電波さえあれば自分たちがどこにいるかも分かるし、
    都市部だったら近くの修理工とかも探せてしまいます。
    iphoneがあったことでかなり精神を正常に保てましたので、apple社に感謝です。ww

  3. 店長さま

    2005だったのではないかと。
    いまは本当に便利、安心になりましたよね〜〜。

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