Giubilare Milano物語 -デザイン編- Vo.7

息子、マイケルに弟子入り

Michael Masaichi2

親バカの親がデジタルを手にするとこうなる。

そんなことで本日も本題。

続きです。

私: もしもし・・・。

ジ: おう!届いたか!?

私: やってくれたな、おい。

ジ: へ?ダチョウ倶楽部?

私: ホントにこれが美しいと思ってんのか、おう!?

ジ: あ、いや、まぁ・・・頑張った方かと・・・。

私: 別荘地の手作り表札じゃねぇんだよ。

ジ: うまいこと言うな。

私: 黙れ、この、結局ナポリ人が!

ジ: す、すみません。

私: お前さ、日本を相手に商売し始めて何年になるよ?

ジ: 20年くらいでしょうか。

私: ある程度日本のメンタリティー、理解してるよな?

ジ: そ、そう自負はしておりますが・・・。

私: これ、これのプレートさ、バッグに付いててさ、売れると思う?

ジ: ・・・・す、すいません。

私: なんだ?予算か?予算引き上げればちゃんとやんのか?

ジ: いや、まぁ、そういうことでもないんですが・・・。

私: 俺は悲しいよ。このクオリティーで俺が満足すると思われたことが悲しい。悲しいです。

ジ: じ、実はですね・・・。

私: 一応聞きましょう。

ジ: 着色技術を開発した職人が退社しましてね・・・。

私: ( ゚Д゚)

ジ: 今回の着色を担当した職人への技術移行がまだ済んでおらず・・・。

私: (;゚Д゚)

ジ: 将来的には彼の技術も上がってくると思うので、もう少し待ってくれませんか?ダメですか?

私: 君はなぜその事実を私に隠蔽していたのだね?

ジ: い、いや、別に隠してたわけでは・・・。

私: 私がこの話を持ち掛けた時、既にその職人は社を去っていた。そうだね?

ジ: ・・・・・はい。

私: では、私がこの話を持ち掛けた時点で、君はこの事態をある程度予測できた。そうだね?

ジ: そ、そうかもしれません。

私: では隠蔽工作と呼んで差支えないね?

ジ: ふ、不徳の致すところであります。

私: 今回、このクオリティーに、私は費用を支払うつもりはない。

ジ: (゚∀゚)

私: 断固支払わない!

ジ: ・・・・か、かしこました。

怒り心頭。

031Piastra

数日後、若干怒りが収まってから再度ジュゼッペ氏に電話をして、
問題点を洗いざらい自白させたところ、
着色技術を確立した職人の退社もさることながら、
一番の問題点は貝殻をフラットにできない点にありました。

元の貝殻を通常のカメオ用に切り出す場合、
貝殻の表情に沿って切り出します。
キャンパスとなるその切り出された貝殻には、
デッサンを描いてそのデッサンに沿って掘るようなことはせず、
貝殻がどう掘って欲しいのか、素材と良く対話をして、
職人のフィーリングのみで掘っていくそうです。

要するに彼らは貝殻をフラットに切り出した経験がなく、
フラットに切り出すことくらい造作もないと思っていたのに、
実際やってみたらこんなに難しいだなんて初めて知ったよ、勉強になったありがとうとかは認めません。

フラットに切り出せない、
自然の産物なので湾曲率なんて統一させられるはずがない。
のないないずくし。

もちろん一筋縄でいくプロジェクトでないことは容易に想像が付いていましたから、
じゃあプレートを留め金にしてはいかがかね?という代案。

sample

果てしない。

-続く-

ナポリ人の隠蔽工作に抗議の1クリックを。w

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